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一人暮らしの電気代の平均は?電気代が高い原因と対策、節約術を紹介

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一人暮らしの電気代の平均は?電気代が高い原因と対策、節約術を紹介
一人暮らしをしていて、「思っていた以上にお金がかかる」「もう少し節約できないだろうか?」と感じる方も多いのでは?特に、月々の電気代は、生活していく中で必ず必要なお金であるため、できるだけ節約したいものです。

今回は、一人暮らしの方の平均的な電気代や電気代の計算方法のほか、一人暮らしの電気代が高くなる原因とその対策について解説します。

一人暮らしの1ヵ月の電気代は?

初めに、一人暮らしの1ヵ月の平均的な電気代をご紹介します。なお、1ヵ月あたりの電気代といっても、実際には季節や地域ごとに差があるため、季節別・地域別の平均電気代についても解説しましょう。

一人暮らしの平均的な電気代は月額約6,808円

総務省が公表しているデータによれば、単身世帯における年間の平均的な電気代は8万1,695円。月額では約6,808円です。年間の電気代が8万1,695円よりも高いようなら、一人暮らしの電気代としては多くかかっていると捉えていいでしょう。

出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2022年

電気代は季節・地域で差がある

前述の月額約6,808円という電気代は、あくまでも月あたりの平均金額です。実際には季節や地域によって電力使用量に差が生じます。季節別に見た、単身世帯における電気代の平均月額は下記のとおりです。

■単身世帯における季節別の電気代平均月額
期間 電気代
2022年10~12月期 6,557円
2023年1~3月期 9,340円
2023年4~6月期 5,486円
2023年7~9月期 5,842円

※出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)単身世帯

1年間で電気代が最も高いのは、1~3月の冬場です。電気代は使用量分を翌月に支払う仕組みなので、1年のうち電力使用量が最も多いのは12~2月ということになります。
反対に、1年間で電気代が最も安いのは4~6月期(3~5月使用分)となっています。一般的には、冬場を中心に電気代が高くなると捉えていいでしょう。

次に、電気代の平均月額を地域別に確認します。

■地域別の電気代平均月額
地域 電気代
北海道・東北地方 6,900円
関東地方 6,731円
北陸・東海地方 7,109円
近畿地方 6,254円
中国・四国地方 7,449円
九州・沖縄地方 6,927円

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯

電気代の平均月額が最も高いのは中国・四国地方で、反対に最も安いのは近畿地方という結果となりました。
地域別に見ると、人口が集中している関東地方や近畿地方は、ほかの地域に比べて電気代が安い傾向が見られます。

電気代の内訳

電気代は、「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の4つから構成されています。それぞれどのようなものなのか、概要をご説明します。

電気代の内訳

基本料金

基本料金とは、電気の使用量にかかわらず、毎月定額で支払う費用です。基本料金は、契約アンペアが大きいほど高くなります。契約アンペアを下げれば基本料金を抑えられますが、使用する家電に同時に流れる電流の合計値が、契約アンペア数の範囲内に収まっている必要があります。そのため、基本料金を大幅に削るのは、あまり現実的とはいえないケースが多いでしょう。

なお、関西・中国・四国・沖縄などのエリアでは、基本料金制ではなく従量料金制(最低料金制)が採用されています。
従量料金制とは、電力使用量の最低基準を決め、実際の電力使用量がその基準に達しなかった場合も、最低基準の料金を毎月支払う仕組みです。

電力量料金

電力量料金とは、電気の使用量に応じて請求される料金です。具体的には「電力量料金単価(円/kWh)×使用量(kWh)」で算出されます。
ただし、電力量料金単価は一定ではなく、電力使用量に応じて3段階に分かれているケースが少なくありません。例えば、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」における、2024年1月時点の電力量料金単価は下記のとおりです。

<電力量料金単価の例>
・120kWhまで(第1段階料金):30円00銭/kWh
・120kWh超300kWhまで(第2段階料金):36円60銭/kWh
・300kWh超(第3段階料金):40円69銭/kWh

出典:東京電力エナジーパートナー「従量電灯B

電力量料金は、電気を使えば使うほど多く支払う必要がある電気料金です。つまり、電気代の節約のためには、「電気の使用量を減らす」ことが重要となります。

燃料費調整額

燃料費調整額は、発電に使用する燃料の市場価格を反映するものです。直近3ヵ月間の貿易統計価格にもとづき燃料費が高騰している場合には、電力量料金に燃料費調整額分を上乗せし、反対に燃料費が下がっている場合には、電力量料金から燃料費調整額分を差し引く仕組みになっています。
昨今、原油やLNG(液化天然ガス)の市場価格が高騰していることから、燃料費調整額が電力料金に上乗せされるケースが各電力会社で相次いでいます。

なお、燃料費調整単価には上限が設けられており、仮に燃料費が大幅に高騰しても、一定額以上の燃料費調整額は加算されない仕組みとなっていました。
しかし、昨今の燃料費高騰を受けて燃料費調整額の上限撤廃に踏み切る電力会社も少なくないのが実情です。いずれにしても、燃料費調整額は電力会社側で決定するものなので、生活者が電気の使い方を工夫することで減らせるものではありません。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、太陽光発電や風力発電といった、再生可能エネルギーを利用して発電された電力を電力会社が買い取る際、支払った費用の一部を生活者が負担するものです。
具体的には、「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×電力使用量」で算出されます。再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は国が決めているので、電気代を節約するために生活者にできることは、電力使用量を抑えることのみとなります。

HTBエナジーってどんな新電力?

消費電力が大きい家電

ここまでご説明してきたとおり、電気代を節約するには、電気の使用量をいかに抑えるかがカギとなります。電力使用量を抑えるには、自宅で使用している家電のうち、消費電力が大きいものを把握することが大切です。一般的な家庭で使用する家電のうち、電気の使用量に占める割合が大きい家電は下記のとおりです。

<一般家庭の電気の使用量割合(夏季)>
・エアコン:38.3%
・照明器具:14.9%
・冷蔵庫:12.0%
・テレビ・DVD:8.2%

出典:経済産業省「夏季の省エネ・節電メニュー 東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州(令和4年6月)

<一般家庭の電気の使用量割合(冬季)>
・暖房器具:32.7%(エアコン、電気ストーブ、電気カーペット、こたつなど)
・冷蔵庫:14.9%
・給湯:12.6%
・照明器具:9.2%

出典:経済産業省「冬季の省エネ・節電メニュー 本州・四国・九州(令和4年11月)

エアコン、照明器具、冷蔵庫は、夏季・冬季を問わず消費電力が大きい家電として挙げられています。また、冬季はエアコン以外の暖房器具や、給湯器で使用する電力にも留意することが大切です。

家電ごとの電気代の計算方法

電力使用量の多い家電がわかったところで、実際に家電ごとの電気代を計算してみましょう。
電気代は下記の計算式で求めることができます。

<電気代の計算式>
電気代=消費電力(kW)×稼働時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)

例えば、消費電力800W(0.8kW)のエアコンを1日8時間使用した場合、電力量料金単価を31円/kWhとすると、「0.8kW×8h×31円=198.4円」が1日あたりのエアコンの電気代だとわかります。
このエアコンを1ヵ月(30日間)使用すると、電気代の月額は5,952円、年間の電気代は7万2,416円となります。ご自宅の家電ごとの電気代を計算してみてください。

一人暮らしの電気代が高い原因と対策

一人暮らしの電気代が高くなってしまう原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。想定される主な原因としては、下記のようなことが挙げられます。

一人暮らしの電気代が高い原因

消費電力の大きい家電の使い方が不適切

エアコン、冷蔵庫、照明、テレビといった、消費電力の大きい家電を適切に活用できていないと、電気代がかさみがちです。各家電の節約ポイントをチェックしておきましょう。

・エアコン
エアコンは、設定温度を冷房時に下げすぎたり、暖房時に上げすぎたりしないことが重要です。冷たい空気は床付近、暖かい空気は天井付近に溜まりやすいため、サーキュレーターなどを併用して空気を循環させると、部屋全体に効率良く冷風・温風を行き渡らせることができます。
また、エアコンは起動直後に最も多くの電力を消費するため、短時間の外出であれば電源を切らずにつけっぱなしにしておくほうがいいでしょう。
・冷蔵庫
冷蔵庫は庫内に冷気が効率良く循環するよう、物を詰め込みすぎず適度に隙間を空けることが大切です。また、背面から熱を放出するのを妨げないよう、壁にぴったりつけず隙間を空けて設置することをおすすめします。こうした対策を講じた上で、夏季以外は設定を「弱」にしておくと節電に効果的です。
・照明
照明は、こまめに消すことが節電の第一歩です。使用していない部屋の照明は消すよう習慣付けましょう。また、電球や蛍光灯を使用している場合は、消費電力の小さいLED照明に切り替えることで、節電効果が期待できます。
・テレビ
テレビは、画面の明るさを調整することで節電効果を得られます。明るさの自動調整機能がついている場合は、積極的に活用して適度な明るさを保つようにしましょう。

古い家電を使用している

一般的に、家電は新しい機種ほど省エネ性能が改善されています。例えば、10年前の家電から省エネ家電に買い替えることで、エアコンは-10%、テレビは-31%、冷蔵庫は-46%、照明は-86%もの電気代削減効果が期待できます。古い家電を使用している場合は、買い替えも視野に入れて検討してみてください。

出典:「COOL CHOICE 省エネ製品 買換ナビゲーション しんきゅうさん

テレワークなど自宅で過ごす時間が長い

テレワークなど自宅で過ごす時間が長い場合、電気代が高くなりやすい傾向があります。一例として、テレワークが週2日・週3日・週5日では、電気代にどの程度差がつくのかご紹介します。

■テレワーク日数ごとの1週間の電気代
テレワーク日数 夏季(冷房使用時) 冬季(暖房使用時)
週2日 約1,230円 約1,388円
週3日 約1,845円 約2,083円
週5日 約3,075円 約3,472円

※ノートPC(消費電力30W)、照明(消費電力10W)、エアコン(冷房時の消費電力580W・暖房時の消費電力660W)を1日8時間使用した場合(電力量料金単価を31円/kWhとして算出)

出典:大阪ガス「一人暮らしの電気代の平均は?夏・冬に高くなる原因や節電方法も解説

上記のとおり、テレワーク日数が増えるほど電気代も高くなるのは明らかです。可能であれば、テレワーク日数を調整するなどして、在宅時間を減らすほうが電気代の節約につながります。

電力会社・料金プランが合っていない

電力会社や料金プランがライフスタイルに合っていないことも、電気代が高くなる原因のひとつです。例えば、ファミリー世帯を想定した料金プランに加入している場合、基本料金が高く設定されていることがあります。消費電力が少ない世帯向けのプランに切り替えることで、電気代を抑えられる場合もあるのです。

ほかにも、日中は外出していることが多く、夜間に電気を使用する方の場合、夜間の電気代が安くなるプランを選ぶほうが得策です。このように、電気を主に使用する時間帯に合わせて料金プランを検討することで、電気代を効果的に節約できるでしょう。

一人暮らしの電気代の疑問をQ&Aで解消!

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一人暮らしの電気代について、よくある質問をQ&Aにまとめました。疑問点や不明点を解消して、電気代を上手に節約しましょう。

Q. 一人暮らしの電気代は1ヵ月どのくらいかかる?

総務省が公表しているデータによれば、単身世帯における年間の平均的な電気代は8万1,695円、月額では約6,808円です(※1)。ただし、電気代は季節や地域によって差があります。例えば、冬季(1~3月)の電気代が月平均9,340円であるのに対して、春季(4~6月)の電気代は月平均5,486円(※2)と、1ヵ月あたり4,000円近くの開きがあるのが実情です。
また、地域別に見た場合、最も電気代の平均月額が高いのは中国・四国地方(7,449円)で、最も安い近畿地方(6,254円)(※1)と比べると1ヵ月あたり1,000円以上の差があります。

※1 出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2022年
※2 出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯

Q. 一人暮らしの電気代が高くなる原因とは?

一人暮らしの電気代が高くなる原因として、消費電力の大きい家電の使い方が適切でないことが挙げられます。エアコンや冷蔵庫、照明、テレビといった家電の使い方を工夫することで、電気代の節約につながるケースは少なくありません。
また、省エネ性能があまり高くない古い家電を使い続けていたり、テレワークなどに伴い自宅で長時間過ごしていたりすることも、電気代を押し上げる要因になります。さらに、自身のライフスタイルに合わない電力会社・料金プランに加入していると、電気代が高くなることがあります。

【まとめ】一人暮らしの電気代を抑えるなら、電力会社とプランの見直しを

一人暮らしの電気代は、電気の使い方や季節・地域によって異なります。ですが、今回ご紹介した電気代が高くなりやすい原因に該当するものがあれば、それを改善することで電気代を節約できる可能性があります。

一方で、電気は毎日使用するものであり、生活習慣を大きく変えるのは容易ではないケースも多いでしょう。電気代を無理なく効果的に抑えるなら、電力会社とプランの見直しを検討するのがおすすめです。
HTBエナジーでは、基本料金・電力量料金が一律のプランや、毎日2時間電気代が無料になるプランなど、ライフスタイルに合わせて選べる多彩な料金プランをご用意しています。
一人暮らしの電気代を抑えたい方は、ぜひHTBエナジーへの切り替えをご検討ください。

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