エアコン(冷房)の電気代はいくら?計算方法や今すぐできる節約術を解説
更新日:2026/10/07
公開日:2022/02/28
目次
広さと時間ごとのエアコン(冷房)の電気代の目安
| 部屋の広さ | 消費電力 | 電気代 (1時間) |
電気代 (1ヵ月) |
|---|---|---|---|
| 6畳 | 400W | 12.40円 | 2,976円 |
| 8畳 | 490W | 15.19円 | 3,646円 |
| 10畳 | 560W | 17.36円 | 4,166円 |
| 12畳 | 825W | 25.58円 | 6,138円 |
| 14畳 | 880W | 27.28円 | 6,547円 |
| 18畳 | 1,600W | 49.60円 | 11,904円 |
| 20畳 | 1,760W | 54.56円 | 13,094円 |
※日立「白くまくんXシリーズ」
※「31円/kWh」で計算。公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価
※1ヵ月を30日、毎日8時間使用する想定での計算
エアコンの冷房にかかる電気代は、1時間あたり「消費電力(kW)×31円/kWh」を目安に算出が可能です。日立「白くまくんXシリーズ」の冷房時の消費電力をもとにすると、6畳前後の部屋と広めの部屋では、1時間あたり・1ヵ月あたりの電気代に差が出ることがわかります。
まずは表を参考に、自宅のエアコンがどのくらいの電気代になりそうかを確認してみましょう。
また、対応畳数が広い機種ほど消費電力が大きくなりやすく、電気代の負担も増える傾向があります。エアコンの電気代を抑えるには、部屋の広さに合った機種を選ぶことが基本です。
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エアコンの電気代は、単に機器を動かす時間だけでなく、使用環境や設定によって変動します。ここではエアコンの電気代に関わる5つの要因について解説します。
使用時間の長さ
エアコンの電気代は、基本的に使用時間が長いほど高くなりやすい傾向があります。同じ機種や同じ使い方であっても、1日あたりの稼働時間が違えば請求額に差が出ます。在宅時間が長い人や日中も冷房を使う家庭ほど、影響を受けやすいでしょう。
まずは、毎日何時間使っているかを把握することが大切です。
つけっぱなしにする時間帯や使い方
エアコンの電気代は、つけっぱなしにするかどうか、またどの時間帯にどう使うかによっても変わります。たとえば、外気温が高い日中は冷房の負荷が上がりやすく、消費電力も増えやすいです。
反対に、夜間や朝方は室外との温度差が小さいため、負荷が比較的軽くなることがあります。こまめなオンオフと連続運転のどちらが有効かは外出時間などで異なるため、使い方全体で判断する必要があります。
エアコン(冷房)はつけっぱなしにした方がお得?電気代についても解説
冷房・除湿など運転モードの違い
エアコンの電気代は、冷房や除湿など選ぶ運転モードによって変わるケースがあります。モードごとに室温や湿度の下げ方が異なるため、消費電力のかかり方にも差が出やすいです。
除湿は冷房より安いと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。同じ除湿機能でも、機種によって電力の使い方が異なる場合があります。取扱説明書や仕様書を確認して各モードの違いを理解しておきましょう。
エアコンの除湿と冷房、電気代が安いのはどっち?無駄使いを防ぐコツも解説
部屋の広さや日当たり・断熱性
エアコンの電気代は本体の性能だけでなく、部屋の条件によっても左右されます。一般的に部屋が広いほど冷やす空気の量が増えるため、運転負荷が高まりやすいです。
また、日当たりが強い部屋や西日が入る空間は室温が上がりやすく、冷房効率に影響を及ぼすケースがあります。断熱性が低い住宅では冷気が逃げやすいため、同じように使用していても、住環境の違いによって電気代に差が生じることが多いです。
契約している電気料金単価
実際に請求される電気代は、冷房の使用量だけでなく契約中の料金単価によっても変わります。同じだけエアコンを使っても、契約プランが違えば支払額に差が出るためです。特に使用量が増えやすい夏場は、単価の差が請求額に表れやすいとされています。
ライフスタイルに合わない料金体系のままだと節約幅に限界があるため、使い方だけでなく契約内容も確認することが大切です。
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充実の電気料金プラン時間・期間あたりのエアコンの電気代を計算する方法
自宅のエアコンにどれくらいの電気代がかかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、1時間あたりや、1シーズンあたりの目安を自分で計算する方法についてご紹介します。
1時間あたりの目安
<1時間あたりのエアコン(冷房)の電気代の計算式>
1時間あたりのエアコン(冷房)の電気代=定格消費電力(W)÷1000×31円/kWh(※)
※公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価
定格消費電力とは、エアコンが定められた条件下で運転する際の消費電力の目安です。この目安値を知ることで、支出の概算を把握するのに役立ちます。設定温度に到達した後は電力が下がるため、実際の電気代はこれより低くなるケースが多いです。
あくまで一定条件での目安として、予算を組む際の参考にしてください。なお、定格消費電力は同じ機器でも冷房と暖房で異なるため、カタログでは冷房の記載を確認することが大切です。
<例:定格消費電力880Wの冷房を1日5時間使用>
1時間あたりの電気代:880÷1000×31=27.28円
1日あたりの電気代:27.28×5=136.4円
1ヵ月(30日)あたりの電気代:136.4×30=4,092円
1年あたりの目安
<1年あたりのエアコン(冷房)の電気代の計算式>
1年あたりのエアコン(冷房)の電気代=期間消費電力量(kWh)×31円/kWh
期間消費電力量は、JIS C 9612に基づく標準的な使用条件・環境で使用したときの合計値です。定格電力で計算するよりも実際の利用コストに近い予測ができるとされています。多くのメーカーが製品仕様に記載しており、購入前の比較に役立つ指標です。
この数値に電力単価を掛けるだけで、年間のランニングコストの目安がわかります。なお、この電力量が算出される使用条件・環境は以下の通りです。
- 外気温:東京の平均気温
- 設定温度:冷房時27℃
- 期間:5月23日~10月4日(冷房期間)
- 時間:6:00~24:00の18時間
- 住宅:JIS C 9612による平均的な木造住宅(南向)
- 部屋の広さ:機種に見合った広さ
※実際には地域、気象条件、ご使用条件などにより電力量が変わります
出典:一般社団法人日本冷凍空調工業会「期間消費電力量を省エネ性の目安にお選びください」
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おトクなクーポンが使える!今すぐできる!エアコンの電気代を抑える5つの節約術

本格的な夏を迎えるにあたり、冷房による電気代を少しでも抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、日常生活の中で無理なく実践できる5つの具体的な節約術についてご紹介します。
設定温度や風量を工夫する
環境省が推奨する冷房時の室温28℃を目安に、体調や室内環境に合わせて無理のない範囲で調整しましょう。室内の快適さと、節電を両立する効果が期待できます。
また、風量を「自動」に設定しておくと、効率よく冷気が循環します。風量を強めて体感温度を下げたり、風向きを水平に保って冷気を上から下へと行き渡らせたりする工夫も、温度設定を抑える上で有効です。
エアコン(冷房)の設定温度は何度がいい?下げずに涼しくする方法も解説
フィルターを掃除する
フィルターは2週間に1回程度を目安に掃除しましょう。ホコリなどの汚れが溜まると吸い込み効率が低下し、室温を下げるために余計な電力を消費しやすいためです。掃除機での吸引や水洗いを続ければ、冷却効率を保ちつつ電気代も抑えやすく、室内の快適性維持にも役立ちます。
サーキュレーターや扇風機を併用する
冷気は部屋の床付近に溜まりやすい性質があるため、サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させることが大切です。風が体に当たると体感温度が下がるため、エアコンの設定温度を高く保ったまま涼しく過ごせます。広い部屋やロフト付きの部屋では、この空気の撹拌が特に効果を発揮します。
配置の際は、エアコンの対角線上の隅に置いて送風口に向けて風を送るか、エアコンの真下に置いて水平方向に風を送り出すと効果的です。
サーキュレーターの使い方を徹底解説!シーン別の置き方から節約術まで
室外機の周辺環境を整える
室外機の周辺に障害物を置かず、放熱しやすい環境を保ちましょう。放熱が妨げられると運転負荷が増え、無駄な電力を使いやすいためです。
また、直射日光が当たる場所に設置されている場合は、すだれや日除けパネルを少し離れた位置に設置して日陰を作ると、冷房能力の維持と消費電力の抑制につながります。
電気代のプラン変更を検討する
自分の生活パターンに合った料金プランへ切り替えることは、電気代を抑えるための有効な固定費削減策です。たとえば、夜間に電気を多く使うライフスタイルであれば、時間帯別の割引が適用されるプランへ変更することで、単価そのものを下げられるケースがあります。
電力各社が提供しているシミュレーションを活用して自分に合うプランを特定すれば、一度の手間で年間を通して無理のない節約効果を維持できるでしょう。
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充実の電気料金プランエアコンの電気代に関するQ&A
エアコンの電気代については、「つけっぱなしのほうが安いのか」「冷房と除湿ではどちらが高いのか」など、気になる疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ここでは、エアコンの電気代に関するよくある質問に分かりやすくお答えします。
Q.エアコンはつけっぱなしにしたほうがこまめに消すより電気代がお得?
A.30分程度の短い外出であれば、つけっぱなしのほうが安くなるケースが多いです。エアコンは起動時に多くの電力を消費するため、こまめに消すと運転効率が落ちる場合があります。外出時間に応じて使い分けるのが賢明です。
Q.エアコンの冷房と除湿、電気代が高くなりやすいのは?
A.除湿の方式によって異なります。水分を飛ばすために空気を一度冷やす「弱冷房除湿」は冷房より安い傾向にあります。一方、冷やした空気を暖め直して戻す「再熱除湿」は冷房よりも電気代が高くなりやすいとされています。
Q.省エネモデルを選べば電気代を節約できる?
A.省エネ性能に優れたモデルは最新の技術が導入されているため、年間の電気代を抑えやすい傾向があります。初期費用は高くなるケースが多いですが、長期的に使用する前提であればトータルの支出を低減できる場合が多いです。
Q.スポットエアコンの電気代は一般的な壁掛けエアコンより安いの?
A.スポットエアコンの電気代は機種や使い方によって異なり、一般的な壁掛けエアコンより安いとは一概に言えません。スポットエアコンは「局所的に涼しくする」という用途や空間の広さに合わせて選択することが大切です。
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充実の電気料金プランエアコンの使い方の工夫と電力プランの見直しで電気代を抑えて快適な夏を過ごそう
電気代を抑えるには、エアコンの使い方の工夫に加え、生活に合う電力プランの見直しも有効です。設定温度の調整やフィルター掃除、サーキュレーターの併用などを取り入れつつ、固定費も合わせて見直しましょう。
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