引っ越しの不用品処分方法はおもに4つ

引っ越しの不用品処分方法は主に上記の4点です。このほか、自分でインターネット販売に出す、人に譲るなど、いくつかの方法があります。自身に合った方法を選択しましょう。

引っ越し業者に依頼する

多くの引っ越し業者では、不用品の回収サービスを提供しています。引っ越しを依頼した場合のみ、不用品の引き取り依頼が可能です。引っ越し当日にまとめて処分してもらうことができます。

また、品目は業者によるものの、テレビや冷蔵庫などのリサイクル家電を処分してくれる業者も多いです。ただし、引っ越し業者によっては追加料金が発生する場合もあるため、事前に確認しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収を専門に行っている業者に引き取りを依頼する方法もあります。不用品回収業者なら、引っ越し前だけでなく、引っ越し後に生活の中で不用品が出た場合の利用も可能です。

また、引っ越し当日に限らず、スケジュールを柔軟に対応してくれる業者が多いのが利点です。

ただし、業者選びには注意が必要です。必ず「一般廃棄物処理業の許可」を得ている業者に依頼してください。信頼できる業者を選ぶために、口コミや評判を事前にチェックしましょう。

自治体に依頼する

各自治体で、粗大ごみの回収サービスが提供されています。品目や回収依頼の方法などは自治体ごとに異なるため、各自治体のホームページを確認しましょう。

費用は比較的安いですが、自宅内からの運び出しは行ってもらえないため、自身で家の外まで運び出す必要があるのが難点です。

リサイクルショップに買取してもらう

リサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらう方法もあります。リサイクルショップに買い取ってもらえば、処分費用を抑えられるほか、環境にも配慮できます。

ただし、全ての不用品を買い取ってもらえるわけではなく、結局処分費用がかかるケースもあります。また、査定を受ける必要があるため多少の手間もかかるでしょう。

なお、自宅で査定してくれる出張買取もあります。持ち込みできない物などは出張を依頼してみてください。

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不用品処分の方法、それぞれのメリット＆デメリットを比較

引っ越し業者に依頼するメリット・デメリット

引っ越し業者に依頼する最大のメリットは、すべての作業を一括でお任せできる点です。引っ越しのついでに不用品処分ができるため、何度も業者とやり取りをしなくて済みます。

デメリットは、追加費用がかかる場合が多い点です。また、不用品回収の専門業者ではないため、取り扱い品目に制限があるほか、そもそも不用品回収を行っていないといったケースもあります。

とはいえ、不用品回収に費用がかるのは引っ越し業者だけではありません。引っ越すタイミングで処分したいものがあるならおすすめの方法です。

不用品処分を
引っ越し業者に依頼するときの手順

不用品回収業者に依頼するメリット・デメリット

不用品回収業者に依頼するメリットは、迅速かつ確実に不用品を処分してもらえる点です。引っ越し前に大型家具や家電を処分できるため、引っ越しの準備が楽になるでしょう。

また、依頼すれば回収に来てくれるため、持ち込みや解体の必要がないこともメリットといえます。

デメリットは、料金の相場が読めない点です。業者によっては不透明な料金設定をしている場合もあります。悪質な業者の場合は不法投棄などのトラブルリスクもあるため、業者の選定は慎重に行うことが重要です。

「古物商許可」や「一般廃棄物処理業許可」を持っている業者を選び、口コミなどもチェックしてください。

不用品処分を
不用品回収業者に依頼するときの手順

自治体に依頼するメリット・デメリット

自治体の粗大ごみ回収のメリットは、費用が比較的安い点です。多くの自治体では料金が一定のため、トラックの容量などに応じて金額が変わることがありません。

また、法令に基づいた適正な処分が行われるため、悪徳業者やトラブルの心配が無く安心して依頼できるでしょう。

デメリットは、回収日や回収品目が限られているため、スケジュール調整が必要な点と、大量の不用品を一度に処分できない可能性がある点です。また、回収の際は自宅の外などに置いておく必要があるため、運び出す労力がかかる点もデメリットといえます。

不用品処分を
自治体に依頼するときの手順

リサイクルショップに買取してもらうメリット・デメリット

リサイクルショップに買取依頼するメリットは、不用品をお金に換えられる可能性がある点です。また、リサイクルできるため環境保護の観点からもおすすめです。

しかし、持ち込みの手間や、査定に時間がかかるといったデメリットがあります。買取価格が想定を下回ることや、状態や種類によっては引き取ってもらえない場合もあるため注意が必要です。

出張買取で自宅まで査定に来てくれる業者もあるため、持ち込みが面倒な方は出張買取を依頼しましょう。

不用品処分をリサイクルショップに持ち込むときの手順

不用品処分を引っ越し業者に依頼するときの手順

処分可能な品目を確認し、事前に見積・査定を依頼します。手順は引っ越し業者によって異なる場合もあるため、必ず直接確認してください。

引っ越し業者に依頼するときの注意点

引っ越し業者に依頼する際は、以下の点を確認してください。

まずは、不用品処分を行っているか、回収可能な品目か、無料か有料かなどを細かく確認します。また、どのタイミングで処分してもらえるかもしっかり確認しましょう。

不用品処分を不用品回収業者に依頼するときの手順

処分したい不用品をまとめ、見積もりを依頼します。手順や料金体系は業者ごとに異なるため、依頼する業者に詳細を確認してください。

不用品回収業者に依頼するときの注意点

不良品回収業者に依頼する場合は、以下のような項目に注意が必要です。

多くの業者は、不用品の査定を無料で行っているため、必ず複数の業者に査定依頼をしましょう。悪徳業者を選ばないためにも、事前に調査したうえで、複数業者での相見積もりを行いましょう。

不用品処分を自治体に依頼するときの手順

まずは自治体のホームページや電話で、処分の金額を確認しましょう。回収方法・費用や日時は自治体ごとに異なるため、詳細はお住まいの自治体に必ず確認してください。

自治体に依頼するときの注意点

自治体に不用品処分を依頼する際の注意点は以下の通りです。

自治体に不用品処分を依頼する際、まずは回収日を確認します。事前に予約が必要な場合もあります。直近の予約がいっぱいのケースもあるため、なるべく早めに予約を済ませることが重要です。

また、回収可能な不用品の種類や大きさには制限があります。そのほか、家の外まで運び出す必要があるため、回収場所まで運び出せるかもチェックしておきましょう。

不用品処分を
リサイクルショップに持ち込むときの手順

まずは買取可能な品目を事前に確認します。値段がつかない場合、最悪持ち帰りとなります。不安な場合は路面店だけでなく出張買取も検討しましょう。

リサイクルショップに持ち込むときの注意点

リサイクルショップに買取を依頼する場合、以下のような点を確認しておきましょう。

リサイクルショップに持ち込む場合は、まずは買取基準や対象商品を確認することが重要です。ショップによっては、特定のブランドや状態の良い品物しか受け付けない場合もあります。

また、大型の家具や家電を持ち込む場合、店舗のスペースやスタッフの対応状況によっては予約が必要な場合もあるため確認が必要です。

買い取ってもらった品物はその後売り物になるため、できるだけキレイな状態で査定に回してください。

おすすめ！不用品回収もしてくれる引っ越し業者5選

不用品回収もしてくれるおすすめの引っ越し業者を、5つ紹介します。いずれも知名度の高い人気の業者なので、迷ったときは上記から選ぶとよいでしょう。

アーク引越センター

アーク引越センターは、用途に合わせた豊富な料金プランが特徴のサービスです。引っ越し作業を依頼すると、書籍やCD、洋服などの不用品を段ボール5箱分まで無料で宅配買取してくれます。

一部のフランチャイズ店を除き、家電リサイクル4品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機）も有料で回収できるうえ、ピアノ高額買取も行っています。まずは問い合わせてみましょう。

サカイ引越センター

大手引っ越し業者であるサカイ引越センターでは、委任状を作成することで不用品回収してくれるエリアがあります。見積もり時に相談しましょう。

家電リサイクル５品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機）を有料で回収してもらえます。一方、タンスやソファなど大型家具の引き取りは行っていません。

また、生活家電やPCなど一部の製品は引っ越し時に買取も行っています。製造から年数が経っている家電などの場合、買取してもらえない場合もあるため要確認です。

アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社では、引っ越しと同時に不用品の回収・処分を依頼できます。

テレビ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品から、家具、粗大ごみまで、様々な不用品に対応しています。メーカーやサイズによって処分料金が異なるため、見積もりの際にしっかり確認しましょう。

一定料金で複数の不用品をまとめて処分できるパック料金プランがあるのが特徴です。液体物、生ごみ、スプレー缶、ガスライター、マッチなどの危険物は回収できない点は注意しましょう。

アップル引越センター

アップル引越センターは、アップル株式会社が運営する引っ越し業者です。引っ越しを依頼した方限定で不用品の買取や処分にも対応しています。費用は物の大きさによって異なるため、見積もりが必要です。

また、買取については製造から5年以内のもので、家具や家電などが対象となっています。品物によっては高額買取を狙える可能性があるため、引っ越しの際は合わせて相談しましょう。

ファミリー引越センター

ファミリー引越センターは激安引っ越しを売りにしている業者で、費用を抑えて引っ越ししたい方にはおすすめです。不用品回収も対応しており、平日に依頼すると割引してもらえます。

また不用品処分だけでなく、一時的に預けられるサービスもあるため、必要に応じて利用しましょう。など、支払方法にauPayが利用できる珍しい特徴があります。

不用品処分を無料でできるケースはある？

不用品を完全に無料で行うことは、一般的には難しいでしょう。しかし、場合によっては実質無料で、もしくは利益が出る方法で処分できる可能性もあります。

不用品を実質無料で処分できるのは、例えば以下のようなケースです。

いずれの場合も品目によるため、必ずしも無料で処分できるとは限りません。

また、リサイクルショップでの買取やフリーマーケットへの出品により利益を出せる可能性はありますが、値段がつかない、買取相手が見つからないケースも想定しておきましょう。

不用品処分の不安を解消！事前に確認したい 4つのポイント

初めて不用品処分する方は、どのようなことに注意すべきなのか、不安に思う方もいるでしょう。ここでは、不用品回収を依頼する際、事前に確認しておきたい4つのポイントを紹介します。

処分のスケジュールには余裕を持たせる

処分のスケジュールには余裕を持たせましょう。不用品の処分はどの手段を選んでも、それなりに時間がかかるためです。

とくに、自治体に依頼する場合は日時が自由に選べない場合もあるため注意が必要です。引っ越し当日に不用品処分が完了していないとトラブルの原因にもなるため、引っ越しの一カ月前頃には処分を進めていきましょう。

処分は法規制にしたがう

不用品を処分する際は、必ず法令に基づき行う必要があります。「家電リサイクル法」や「資源有効利用促進法」など、特定の法律に基づいて処分しなければならない物もあります。

法律を無視すると、罰金や罰則が科せられる可能性があるため注意しましょう。

また、業者に依頼する際は「一般廃棄物収集運搬業」の許可を各自治体から得ている業者を選ぶ必要があります。許可の無い業者は違法なので依頼しないようにしましょう。

なお、リサイクルショップであれば「古物商許可」を得ているショップを選ぶことが重要です。

処分のマナーを守る

不用品処分の際は近隣への配慮も重要です。大きな家具や家電を処分する際には、騒音やゴミの散乱などが発生しないようにしましょう。

不用品を置いておく場所を自治体から指示されている場合も注意が必要です。とくにマンションやアパートに住んでいる場合、共同スペースでの作業は邪魔にならないよう配慮してください。

個人情報の流出に気をつける

不用品の中には個人情報が含まれている物があります。以下のような物品を処分する際は、取り扱いに注意してください。

適切に処分しないと個人情報が漏洩するリスクがあります。データ消去やシュレッダーを使い、確実に情報を削除してから処分しましょう。

とくにPCやスマホといったデジタルデバイスの場合は、専門業者に依頼してデータを完全に消去してもらうのが推奨されいます。

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不用品処分は自身に合った方法を選びましょう

引っ越しの際に不用品を処分したい場合は、引っ越し業者にまとめて依頼すると手間が少なくおすすめです。しかし、引っ越しより前に処分しておきたい場合は、不用品回収業者やリサイクル業者、自治体などに依頼するのもよいでしょう。

不用品処分の方法それぞれにメリット・デメリットがあるため、本記事の内容を参考に自身に合った方法を選ぶことが重要です。

なお、引っ越し準備をする場合は、不用品の処分だけでなく電気・ガス料金などの見直しも検討してみましょう。

「HTBエナジー」では、家族や個人のライフスタイルに合わせた豊富なプランをご用意しております。電気とガスのセット割引やオール電化向けプランも充実しています。

電気・ガス回りのトラブル発生時も、24時間ご相談を受け付けているプランなどもご用意しているため、安心してご利用いただけます。 引越しを機に電気代やガス代を見直したい方は、ぜひHTBエナジーにお気軽にお問い合わせください。

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