一般家庭の電気使用量の平均は?月別の傾向や見直しポイントを整理
更新日:2026/10/09
公開日:2023/08/30
目次
【世帯・地域別】電気使用量の平均の目安

ここでは、電気使用量の世帯人数別の月間平均と、地域別の年間平均をそれぞれ紹介します。単位が異なるため、別の参考値としてご確認ください。
世帯人数別の平均電気使用量(月間)
まずは、世帯人数や住まいのタイプ(一戸建て・集合住宅)によって、1ヵ月あたりの電気使用量がどのように変わるのかを見てみましょう。
| 一戸建て(kWh/月) | 集合住宅(kWh/月) | |
|---|---|---|
| 一人暮らし | 219 | 186 |
| 2人暮らし | 331 | 272 |
| 3人家族 | 386 | 313 |
| 4人家族 | 436 | 316 |
※kWh=1kWの電力を1時間使用した場合の電力量を表す単位
※出典:東京都環境局公式サイト「平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書」
表は東京都の世帯別・住まいのタイプ別の1ヵ月あたりの電気使用量です。
上記の表から、一人暮らしから2人暮らしに変わると電気使用量は大きく増加するものの、その後の増加は緩やかであることが読み取れます。また、一戸建てと集合住宅の電気使用量を比較すると、一戸建てのほうが集合住宅よりも多くなる傾向があります。
これは住宅の広さや部屋数、住宅性能などが関係している可能性があります。家電の使い方も、電気使用量に影響する要素のひとつです。
地域別の平均電気使用量(年間)

出典:環境省「令和5年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-72(p.41)
電気使用量は、住んでいる地域の気候によっても大きく左右されます。環境省の調査によると、年間の平均電気使用量は全国一律ではなく、地方ごとに特色が現れます。
環境省の調査では、北陸、四国、東北、中国、九州、東海で全国平均を上回り、関東甲信や沖縄などでは全国平均を下回っています。お住まいの地域の平均を確認し、自宅の電気使用量と比較してみましょう。
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※小数点1位未満切り捨て
※出典:環境省「平成25年度家庭における電力消費量実測調査報告書」
平均電気使用量は世帯人数や地域によって異なるほか、月ごとにも変動します。調査結果からは、電気使用量が冷暖房の使用が増える夏季と冬季に高くなりやすい傾向がうかがえます。
ただし、もっとも使用量が多くなる月は、地域や住宅の建て方によって異なる点に注意が必要です。電気使用量を見直す際は、冷暖房の使用が増える時期を中心に確認すると、傾向をつかみやすいでしょう。
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充実の電気料金プラン自宅の電気使用量を確認する3つの方法
計算式で電気代の目安はおおまかに計算できますが、実際の電気使用量を確認することも大切です。自宅の電気使用量を把握するための具体的な3つの確認方法を紹介します。
検針票や請求書で確認する
自宅の電気使用量は、契約している電力会社から届く検針票(「電気使用量のお知らせ」など)や請求書に記載されています。確認する際は、「ご使用量○○kWh」といった項目を見てみましょう。そこに書かれている数値が、その月に消費した電気使用量です。過去の推移もあわせて掲載されている場合が多いため、まずはこの方法で確認してみましょう。
Webサイトで確認する
電気使用量は、電力会社の会員向けWebサイトやマイページで確認できる場合があります。照会に必要な情報は電力会社によって異なりますが、契約名義や住所、お客様番号などを求められることがあります。あらかじめ登録を済ませておけば、ログインするだけで過去の使用量を確認しやすくなるでしょう。
スマートメーターの機能で確認する
スマートメーターが設置されている場合は、30分ごとの電気使用量など、より詳細なデータを確認できることがあります。スマートメーターとは、通信機能を持った新型の電力量計です。従来の円盤が回るタイプとは異なり、液晶画面に数値がデジタル表示されます。
電力会社が提供する会員ページやアプリに対応していれば、使用量の推移をより細かく把握しやすくなるでしょう。
参考:資源エネルギー庁「スマートメーターのオプトアウト制度に関するQ&A」
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おトクなクーポンが使える!電気使用量から電気代の目安を算出する方法
毎月の電気代は、基本的に電気使用量(kWh)が増えるほど高くなる仕組みです。電気代の算出方法を知っておきましょう。
電気使用量から電気代のおおよその目安を算出する基本的な計算式はつぎの通りです。
電気使用量(kWh)×電力料金目安単価(円/kWh)
全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として示している目安価格は、1kWhあたり31円(税込)です。この計算式に当てはめることで、電気使用量からおおよその電気代を計算できます。
- <例:1ヵ月で186kWhの電気使用量がある一人暮らしの方のおよその電気代>
- 186kWh×31円/kWh=5,766円
ただし、実際の電気料金単価は全国一律ではなく、電力会社や契約プラン、使用量区分、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金などによって変動します。地域や契約条件によっては、同じ電気使用量でも電気代に差が出る場合があります。より正確に把握したい場合は、契約中または検討中の電力会社の公式料金表や検針票で確認するとよいでしょう。
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充実の電気料金プラン電気使用量が平均より多いと思ったときに確認したいこと

電気使用量が平均を上回る場合、家電の使い方や生活環境に原因が隠れていることがあります。まずは以下の4つのポイントを確認してみましょう。
消費電力の高い家電を長時間使用していないか
電気使用量が平均より多い場合は、消費電力の大きい家電を長時間使用していないか確認してみましょう。とくに夏場は、エアコン・冷蔵庫・照明が家庭の電力消費に占める割合が大きいとされています。
なかでもエアコンは、使い方によって電気使用量が大きく変わりやすいため、設定温度や稼働時間を見直すことが大切です。年中稼働する冷蔵庫についても、扉の開け閉めが多くないか、設定が必要以上に強くなっていないかを確認してみましょう。
参考:資源エネルギー庁「夏季の省エネメニュー ご家庭の皆様 東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州」
長期間利用している家電がないか
冷蔵庫やエアコンなど、長期間使用している家電がある場合は、最新モデルへの買い替えを検討しましょう。古い家電は、経年劣化や技術面の差によって、エネルギー効率が下がっている場合があります。その結果、余分な電力を消費する可能性があります。
最新の「省エネモデル」に買い替えると初期費用はかかりますが、使用状況によっては電気使用量の節約につながる場合があります。
ライフスタイルの変化で在宅時間が増えていないか
電気使用量が増えたと感じたら、ライフスタイルの変化に伴う家電の使用状況を考えてみましょう。在宅勤務の普及や休日の過ごし方の変化で、家で過ごす時間が増えている場合は電気使用量も自然と増えます。また、新しくペットを飼い始めた、子どもが生まれたなど、家族構成やライフステージの変化も電気使用量の増加につながることがあります。
電化製品の故障や漏電が発生していないか
電気使用量が以前に比べて異常に高い場合は、家電の故障や漏電が発生していないかを調べてみましょう。機器の故障や漏電は、無駄な電力を消費し続けるだけでなく、火災などの安全面のリスクがあります。
家電からの異音や異常な発熱がある場合や、ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、過負荷・漏電・機器不良などの可能性があります。何らかの異常があれば、自己判断せず、速やかに専門業者へ点検や調査を依頼してください。
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おトクなクーポンが使える!電気使用量が多いと感じたときに見直したいポイント4選
- 家電の稼働量を減らす工夫をする
- 家電の設定温度や運転モードを見直す
- 家電の待機電力を減らす
- 契約中の電力会社や料金プランが今の使い方に合っているか確認する
「電気使用量が平均よりも多い」と分かったら、家電の使い方だけでなく、契約内容も含めて見直してみましょう。ここでは、電気使用量や毎月の負担を見直すうえで確認したいことを4つ紹介します。
家電の稼働量を減らす工夫をする
- カーテンや断熱シートを活用する
- 洗濯や乾燥はまとめて行う
- 不要な照明はこまめに消す
電気使用量を抑えるには、家電を無理に使わないようにするのではなく、必要以上に動き続けにくい環境を整えることが大切です。住まいの条件や使い方を少し調整するだけでも、機器にかかる負荷は変わります。日常の動線や使う場面を見直すと、無理のない範囲で使用量を抑えやすくなるでしょう。
家電の設定温度や運転モードを見直す
- エアコンの設定温度を極端にしすぎない
- 風量や自動運転の設定を確認する
- 省エネモードの有無を確認する
家電は使用時間だけでなく、設定によっても電気使用量が変わります。設定が必要以上に強いと、気づかないうちに消費電力が増えがちです。普段あまり意識しない項目を見直すだけでも、使い勝手を大きく損なわずに無駄な電力消費を抑えやすくなるでしょう。
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家電の待機電力を減らす
- 長時間使わない家電は主電源を切る
- 使っていない機器のコンセントを抜く
- スイッチ付き電源タップを活用する
家電の中には、使っていないときでも電気を消費しているものがあります。こうした積み重ねは一つひとつでは大きくなくても、機器の数が増えるほど全体の使用量に影響しやすい傾向があります。ふだん意識しにくい部分ですが、見直しやすく、取りかかりやすいポイントの一つです。
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契約中の電力会社や料金プランが今の使い方に合っているか確認する
- 月別・時間帯別の使用量を確認する
- 現在の料金プランや契約内容を確認する
- 今の生活時間帯に合うプランか見直す
電気使用量が多いと感じる場合は、家電の使い方だけでなく、契約時と比べて生活スタイルが変わっていないかにも目を向けることが大切です。在宅勤務の増加や家族構成の変化などによって、以前とは使用の傾向が変わっていることもあります。使用量の推移と契約内容をあわせて確認すると、見直しが必要なポイントを整理しやすくなるでしょう。
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充実の電気料金プラン電気使用量の平均に関するQ&A
電気使用量の平均や計算方法について、まだ疑問が残る点はありませんか。ここでは疑問に思いやすいポイントをQ&A形式でわかりやすく回答します。
Q.電気使用量の単位「kWh(キロワットアワー)」とは何を意味する?
A.電気の消費量を表す単位です。「1kW(1,000W)の電力を1時間消費したときの電力量」を意味します。たとえば、消費電力1,000Wのドライヤーを1時間使うと1kWh、100Wの液晶テレビを10時間見ると同じく1kWhとなります。
Q.オール電化住宅における電気使用量の平均はどれくらい?
A.一般的な家庭より多くなる傾向があります。ガスの代わりにすべての熱源を電気で賄うため、一般的な住宅より電気使用量は多くなりやすいです。具体的な平均値は、世帯人数、地域、給湯設備、暖房方式、契約プランによって大きく異なります。ガス代がかからないため、光熱費トータルでは使用環境によってはおトクになる場合があります。
Q.日あたりの平均電気使用量はどのくらい?
A.月間の平均使用量から単純計算すると、一人暮らしで1日あたり約6kWh前後、4人世帯で約10〜15kWh前後が目安です。月間の平均使用量から算出すると、1日あたりこの程度の電力を消費している計算になります。ただし、エアコンを多用する真夏や真冬のピーク時には、この数値を上回ることがあります。
Q.一人暮らしで電気使用量が平均より明らかに多い(おかしい)原因は?
A.エアコンの長時間利用や古い家電の使用、在宅時間の長さ、漏電が原因の可能性があります。とくに冬場に極端な温度設定で電気ヒーターやエアコンの暖房をつけっぱなしにしていると、電気使用量が大きく増える可能性があります。漏電の可能性がある場合は速やかに専門家に相談しましょう。
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充実の電気料金プラン電気使用量の平均を知って自分に合ったプランへの見直しを
平均値と自宅の電気使用量を比べて差が大きい場合は、まず家電の使い方やライフスタイルを振り返ってみましょう。使用環境を整えたり、無駄な使用を減らしたりすることで、電気使用量の見直しにつながることがあります。あわせて、契約中の電気料金プランや電力会社の見直しも検討するとよいでしょう。
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