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コラム

一般家庭の電気使用量は平均いくら?意外と知らない1kwhあたりの電気代

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一般家庭の電気使用量は平均いくら?意外と知らない1kwhあたりの電気代
家計のやりくりのためにも、「毎月の電気代がいくらか」が気になっている方は多いでしょう。しかし、「毎月の電気使用量がいくらか」を気にかけている方はそこまでいないのではないでしょうか。電気代は電気使用量をもとに計算するため、実は電気代節約のためには電気使用量を抑えることが大切です。

本記事では電気代とも密接に関わる電気使用量について解説します。電気使用量の単位である「kWh」やご自宅の電気使用量を調べる方法についても紹介します。電気使用量に関する正しい知識を得ることで、電気代節約につなげましょう。

聞いたことあるけど詳しく知らない!電気使用量の単位「kWh」とは

「電気使用量」や「kWh」という言葉は大半の方が見聞きしたことがあるはずです。しかし、それらと電気代の関わりについてくわしく知っている方はあまり多くはないかもしれません。自宅の電気代を換算するうえで欠かせない電気使用量やその単位のkWhについて、まずは整理しましょう。

「電気使用量」とは?
発電時や家電などの使用時に消費する電力量を指す言葉です。電気使用量には「kWh」という単位が使われます。
「1kW」と「1kWh」の違いは?
「1kWh」は、「1kW(1,000W)」の電力を1時間使用した場合の電気使用量を表す単位であり、「1キロワットアワー」と読みます。「kWh」と混同されやすい「kW」は消費電力の単位であるのに対し、「kWh」は「〇時間電気を使った場合の消費量」を示します。たとえば電気の使用時間が1時間なら電気使用量は1kWh、3時間なら3kWhとなります。

要チェック!1kWhあたりの電気代の平均は31円(税込)

電気使用量やその単位のkWhという基本を押さえたところで、次は実際にかかる電気代を想定しましょう。月々の電気代は1kWhあたりの電気代をもとに計算しますが、その金額は電力会社によって異なります。通常は契約する電気会社の検針票で1kWhあたりの電気代を確認できますが、検針票がなくても月々のおおよその電気代を計算することは可能です。

全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として示している価格は、1kWhあたり「31円(税込)」です。つまり、1kWhあたり31円で月々の電気代を計算すれば、より実情に近い形で電気代を推測できるでしょう。

なお、電気料金1kWhあたりの目安単価は地域によって異なります。2023年6月以降の家庭における、電気料金1kWhあたりの目安単価は下記のとおりです。

<電気料金1kWhあたりの目安単価(2023年6月以降)>
・北海道電力:45.03円
・東北電力:39.41円
・北陸電力:37.63円
・中部電力ミライズ:28.72円
・関西電力:26.27円
・東京電力エナジーパートナー:39.03円
・中国電力:39.74円
・四国電力:38.09円
・九州電力:26.60円
・沖縄電力:46.24円

上記からわかるとおり、最も目安単価が高い地域(沖縄)と最も安い地域(関西)とでは、1kWhあたり約20円の差があります。2023年3月以前の差額は最大で約9円だったことを踏まえると、地域間の格差が広がりつつあるといえるのです。

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知っておきたい世帯別電気使用量の平均

1人暮らしと4人家族では電気代が大きく異なるように、世帯ごとの電気使用量も変わってきます。では、世帯別電気使用量の平均はどのくらいなのでしょうか。下記に東京都の統計データを掲載しています。

■世帯別1ヵ月あたりの平均電気使用量

  一戸建て(kWh/月) 集合住宅(kWh/月)
1人暮らしの場合 219 186
2人暮らしの場合 331 272
3人家族の場合 386 313
4人家族の場合 436 316

※出典:東京都環境局公式サイト「平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書

上記の表からわかることは1人暮らしから2人暮らしに変わると電気使用量は大きく増加するものの、その後の増加は緩やかだということです。「世帯人数の多さが電気使用量に直結するわけではない」ことが分かります。2つ目は、一戸建てと集合住宅の電気使用量の違いです。一戸建ての電気使用量は集合住宅よりも多いこともわかります。

では1ヶ月あたりの平均電気代と平均電気使用量は密接にリンクしているのでしょうか。家計調査をもとにした世帯別の1ヶ月あたりの平均電気代は下記の通りです。

■世帯別・1ヵ月あたりの平均電気代

  電気代
1人暮らしの場合 6,808円
2人暮らしの場合 1万1,307円
3人家族の場合 1万3,157円
4人家族の場合 1万3,948円

※出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編) 調査結果

季節・地域別の電気代平均

電気代は季節や地域によって大きく変動します。暑い時期・寒い時期には冷暖房を使用する機会が増えるほか、地域ごとに気温も大きく異なるからです。
ここでは、季節別・地域別の電気代の平均値を見ていきましょう。

季節別の電気代平均

世帯人数別に見た場合、季節ごとの電気代平均月額は下記のとおりです。なお、電気代は使用月の翌月に請求されるため、実際にはそれぞれ1ヵ月前の電気使用分になります。

■世帯人数別・季節別の電気代平均月額
  春(4~6月) 夏(7~9月) 秋(10~12月) 冬(1~3月)
1人暮らし 6,333円 6,418円 6,557円 7,749円
2人世帯 1万657円 1万446円 1万0,910 円 1万3,216円
3人世帯 1万2,599円 1万2,062円 1万2,648円 1万5,320円
4人世帯 1万2,713円 1万2,922円 1万3,871円 1万6,286円
5人世帯 1万4,529円 1万4,038円 1万4,860円 1万8,467円
6人以上世帯 1万6,764円 1万5,874円 1万7,654円 2万1,186円

※出典:総務省統計局「家計調査 2022年

どの世帯人数においても、最も電気代が高いのは冬(1~3月)であることがわかります。エアコンなどの設定温度と外気温の差は夏よりも冬のほうが開きやすいため、冬の電気代が高くなっているのです。

地域別の電気代平均

次に、地域別の1ヵ月あたりの電気代平均額を見ていきましょう。地域によって、電気代はどの程度差が開いているのでしょうか。

■地域別・1ヵ月あたりの電気代平均額
地方 電気代
北海道 1万617円
東北 1万1,431円
関東 1万212円
北陸 1万2,278円
東海 1万830円
近畿 1万66円
中国 1万2,109円
四国 1万1,293円
九州 1万25円
沖縄 1万90円

※出典:総務省統計局「会計調査 2022年

電気代が最も高い北陸のほか、東北もほかの地域と比べると電気代が高い傾向であることがわかります。冬の寒さが厳しい地域では暖房器具を使用する機会も多くなるため、ほかの地域よりも電気代がかかりやすいと考えていいでしょう。

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月別で見られる平均電気使用量の違い

平均電気使用量は世帯人数や季節・地域によって変わりますが、月ごとでも平均値は異なります。環境省の統計データを参考に「月別平均電気使用量」のグラフで推移を確認しましょう。

1ヶ月あたりの電気消費量
※小数点1位未満切り捨て

※出典:環境省「平成25年度家庭における電力消費量実測調査 報告書

季節で電気代が異なるのと同様に、月によってもかなり電気消費量に差があります。特に電気使用量が増えるのは暖房を多用する冬と冷房を多用する夏だとわかります。電気代を節約したい場合は、冬と夏に増える電気消費量を抑えることが必要となります。

特に自宅の電気消費量が平均値よりも高い場合は、まずは電気消費量が大きい夏と冬の電気代を削ることを実践しましょう。電気代の節約効果が出やすいはずです。

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ひと目で分かる!自宅の電気使用量を確認する方法

自宅の電気使用量は、契約する電力会社の検針票(「電気使用量のお知らせ」など)で簡単に把握できます。検針票は紙またはWebのいずれかで確認してみてください。検針票を見ると「ご使用量 〇kWh」との記載があります。そこに書かれている数字がその月の電気使用量です。その数字を先の「世帯別電気使用量の平均」と比較し、平均より多ければ電気消費量の削減を意識しましょう。

このように電気使用量のチェックや削減を行ったうえで、それでも改善されない場合は電力会社や電力プランの変更も視野に入れることをおすすめします。

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電気使用量を減らして節電するポイント

電気使用量を減らして電気代を抑えるには、具体的にどのような対策を講じればよいのでしょうか。家庭で実践できる主な節電ポイントは下記のとおりです。

エアコンの稼働率を減らす

エアコンを余計に稼働させることのないよう、夏場の冷房・冬場の暖房はできるだけ無駄なく使うことが大切です。カーテンや断熱シートを利用して窓から入り込む熱気や冷気を防いだり、サーキュレーターでエアコンの風を室内に循環させたりすることで、エアコンの電気消費を極力減らしましょう。

電気料金が高くなる時間帯での電気の使用を避ける

加入している料金プランによっては、電気代が割高な時間帯と割安な時間帯に分かれている場合があります。電気料金が高くなる時間帯に電化製品を使うのはできるだけ避け、電気代が割安な時間帯にまとめて使用するといいでしょう。
例えば、洗濯機や食洗機は電気代が割安な時間帯に、1回でまとめて使用するといった方法が考えられます。

省エネ・節電モードを使用する

電化製品によっては、省エネモードや節電モードが搭載されているものがあります。省エネ・節電モードは、電気を無駄なく活用できる運転モードのため、搭載されている電化製品があれば積極的に活用しましょう。

無駄な電化製品を検討する

習慣的に使い続けているものの、実は効率が良くない電化製品を使っていないかもチェックしてみてください。部屋の広さに対して対応畳数が大きすぎるエアコンや、人がいない範囲に敷かれたホットカーペットなどは、電気代がかさむ原因になります。
無駄な電気代を使う電化製品があるようなら、思い切って処分してしまうのもひとつの考え方でしょう。

契約中の電気料金プランを見直す

現在契約している電気料金プランを見直すことも、電気代を効果的に節約する方法のひとつです。
例えば、電気代が割安な新電力を視野に入れて検討すると、多彩な料金プランを選べるようになります。また、テレワークなどで昼間に多くの電気を使う人は、昼間の電気代が安くなるプランに切り替えたほうがお得でしょう。自分のライフスタイルに合った料金プランを選ぶと、無理なく効果的に電気代を節約できます。

電気使用量の平均にまつわる疑問をQ&Aで解消!

電気使用量の平均がどの程度なのか、さまざまな疑問を抱えている方もいることでしょう。よくある質問をQ&Aにまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

Q. 電気代の単価に目安はあるの?

全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している「新電力料金目安単価」によれば、1kWhあたりの平均的な電気代は31円です。ただし、目安単価は各地域を管轄する電力会社によって異なります。2023年6月以降、最も目安単価が高い地域と安い地域では1kWhあたり約20円の差が開いているのが実情です。

Q. 季節・地域別の電気代の平均は?

季節や地域によって、電気代の平均は異なります。具体的な電気代平均月額は下記のとおりです。
電気代は使用月の翌月に請求されるため、実際にはそれぞれ1ヵ月前の電気使用分になります。

■世帯人数別・季節別の電気代平均月額
  春(4~6月) 夏(7~9月) 秋(10~12月) 冬(1~3月)
1人暮らし 6,333円 6,418円 6,557円 7,749円
2人世帯 1万657円 1万446円 1万0,910 円 1万3,216円
3人世帯 1万2,599円 1万2,062円 1万2,648円 1万5,320円
4人世帯 1万2,713円 1万2,922円 1万3,871円 1万6,286円
5人世帯 1万4,529円 1万4,038円 1万4,860円 1万8,467円
6人以上世帯 1万6,764円 1万5,874円 1万7,654円 2万1,186円

※出典:総務省統計局「家計調査 2022年

■地域別・1ヵ月あたりの電気代平均額
地方 電気代
北海道 1万617円
東北 1万1,431円
関東 1万212円
北陸 1万2,278円
東海 1万830円
近畿 1万66円
中国 1万2,109円
四国 1万1,293円
九州 1万25円
沖縄 1万90円

※出典:総務省統計局「会計調査 2022年

Q. 電気使用量を減らして節電するには?

電気使用量をできるだけ減らして節電するには、下記のポイントを押さることが大切です。

<節電のポイント>
・エアコンの稼働率を減らす
・電気料金が高くなる時間帯を避ける
・省エネ・節電モードを使用する
・無駄な電化製品を検討する
・契約中の電気料金プランを見直す

特に電気料金プランの見直しは、無理なく電気代を節約できる方法といえます。自分のライフスタイルに合った電気料金プランに切り替えることで、電気代を効果的に抑えられるでしょう。

【まとめ】電気代が気になったらHTBエナジーで!

自宅の電気使用量がわかり、「平均より電気代を使いすぎているかも?」と思った場合は、電力会社や契約プランの変更も考えましょう。それによって毎月の電気代を継続的に安くでき、長い目で見れば大きな節約となる可能性があります。

その一つの選択肢として「HTBエナジーでんき」もご検討ください。HTBエナジーでは世帯人数や住宅のタイプ、ライフスタイルに応じたお得なプランを多数用意しています。また、Webから簡単に月別、日別電気使用量が確認できるため、それをもとに毎月電気代をチェックしながら電気使用量の増加を抑えることも可能です。HTBエナジーでは無料相談も受け付けていますので、「最近電気代が高いな」と気になったら、ぜひ一度気軽にご連絡・ご相談ください。

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