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コラム

エアコンの暖房の電気代は高い?1ヶ月、1時間の平均料金と節電の方法

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エアコンの暖房の電気代は高い?1ヶ月、1時間の平均料金と節電の方法
寒い季節を乗り切るには、暖房器具を上手に活用して効果的に暖をとりたいものです。一方で、暖房器具にかかる電気代は気になるところでもあります。
特にエアコンを使用する場合、暖房運転時にどれだけの電気代がかかっているのかを知りたいと思ったことはありませんか?今回はエアコンの暖房にかかる電気代や、電気代の節約に役立つさまざまな方法をご紹介します。

エアコンの電気代は冷房より暖房のほうが高い

エアコンには、暖房のほかに冷房の機能も備わっています。結論からいうと電気代に関しては、冷房よりも暖房のほうが高くなるのが一般的です。実際に暖房にはどれだけの電気代がかかっているのか、目安を把握しておきましょう。

エアコンの暖房代を検証

6畳用のエアコンの場合、1時間あたりにかかる電気代は15〜17円程度です。1日平均8時間×30日間使用した場合、1ヵ月にかかる電気代は約3,600〜4,080円となります。(※)

エアコンが最も電力を消費するのは、室温が設定温度に近づくまでのあいだです。夏場に32℃の室温を28℃に下げる場合と、冬場に5℃の室温を20℃に上げる場合を比較すると、冬場のほうが消費電力は大きくなります。
東京を例にすると、月ごとの気温の平均値は2022年の2月が5.2℃、7月が27.4℃ですので、冷房よりも暖房のほうが設定温度になるまでフル稼働する時間は長くなりやすく、電気代がより高くなる傾向があるといえるでしょう。

※全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として示している価格は、1kWhあたり「27円(税込)」です。本記事でも1kWhあたり27円で電気代を計算します。また、1日平均は8時間使用、1ヵ月平均は30日間使用を想定します。

出典:気象庁「観測開始からの毎月の値 東京 日平均気温の月平均値(℃)

部屋の広さ別・エアコンの暖房の電気代

部屋の広さに応じて、エアコンの消費電力量にも差が生じます。下記は、部屋の広さ別にエアコンの消費電力量と電気代を算出した結果です。電気代を確認する際の目安にしてください。

■部屋の広さごとのエアコンの消費電力量と電気代
部屋の
広さ
消費
電力量
電気代
(1時間)
電気代
(1ヵ月)
6畳 555kWh 約15円 約3,600円
8畳 631kWh 約17円 約4,080円
10畳 716kWh 約19.3円 約4,632円
12畳 1,001kWh 約27円 約6,480円
14畳 1,009kWh 約27.2円 約6,528円
18畳 1,581kWh 約42.7円 約1万
248円
20畳 1,833kWh 約49.5円 約1万
1,880円

※日立「白くまくんXシリーズ

エアコンの暖房をお得に使う上で解消したい2つの疑問

エアコンの暖房をお得に使う上で解消したい2つの疑問

エアコンの暖房をお得に使おうと思ってはいても、どのような操作をすれば良いのかわからないこともあるでしょう。エアコンの暖房を使う際、下記のような点に迷ったことはありませんか?

  • エアコンの暖房稼働時は「風量を固定する」「自動運転で使用する」のどちらがお得か?
  • エアコンの暖房は「こまめに電源を切る」「つけっぱなしにする」のどちらがお得か?

明確な答えが知りたい方も多いと思います。早速、どちらがお得なのかを解説していきます。

風量を設定するのと自動運転ではどちらがお得か

結論からいうと、自動運転のほうが電気代を節約できます。風量を「弱」で固定したほうが電気代を節約できると感じるかもしれませんが、実際には「弱」だと設定温度に達するまでに時間がかかるため、かえって電力を多く消費してしまうのです。一方、自動運転であれば、最も効率良く電力を使用できるよう、エアコンが風量を自動制御してくれます。

なお、暖房時の設定温度は、20℃がおすすめです。これは、環境省が推奨している設定温度であり、JIS規格で定められた期間消費電力量の基準も20℃であることから、暖房使用時の適正温度と考えられます。

「こまめに切る」と「つけっぱなし」どちらがお得か

一日中在宅の場合や短時間の外出の場合は、暖房をつけっぱなしにしたほうが電気代を節約できます。電源のオン・オフを頻繁に繰り返すと、下がった室温を再び設定温度まで上昇させるためにエアコンがフル稼働してしまい、結果的に消費電力が多くなってしまうからです。

目安として、1時間以内の外出であればエアコンは切らないほうがいいでしょう。反対に、数時間〜半日以上外出する場合は、電源を切ったほうが余計な電力の消費を防ぐことができます。

HTBエナジーってどんな新電力?

エアコンの暖房と併用したい暖房器具

エアコンの暖房とほかの暖房器具を併用すると、エアコンの暖房効果が高まります。下記で紹介する組み合わせが可能であれば、ぜひ実践して電気代を節約してください。

エアコン+サーキュレーター

エアコンから吹き出された温風は、室内の天井付近に溜まっていきます。温風が部屋の下部に行き渡るまでには時間がかかるため、足元が冷えがちです。
そこで、サーキュレーターを天井に向けて稼働させれば、温かい空気を循環させることができます。サーキュレーターの消費電力はエアコンよりも小さいため、エアコンの暖房効果を高めるには適した組み合わせです。

エアコン+こたつ・電気毛布

こたつは、下半身を集中的に暖めるのに適した暖房器具です。エアコンから吹き出された温風は部屋の上部に溜まりやすいことから、下半身を暖めるこたつ、または電気毛布との組み合わせは合理的な使い方といえます。エアコンの設定温度を上げるよりも、こたつや電気毛布を併用して体を暖めたほうが電気代の節約につながるでしょう。

エアコン+加湿器

エアコンを使用する際の難点として、部屋の空気が乾燥しやすくなることが挙げられます。湿度が下がると皮膚の表面から汗が蒸発しやすくなるため、体感温度が下がりやすくなるのです。
そこで、エアコンと加湿器を併用すれば湿度が下がりすぎるのを防ぎ、体感温度をより高く保つ効果が得られます。

エアコンの暖房の電気代を節約する方法

続いては、エアコンの暖房にかかる電気代を節約するための方法を紹介します。無理なく電気代を節約できる実践的な方法ですので、ぜひ試してみてください。

エアコンの暖房の電気代を節約する方法

月に1、2回掃除をする

エアコンは使い続けているうちに、フィルターにほこりが溜まっていきます。フィルターが目詰まりするとエアコンが本来の性能を発揮できず、暖房効率が下がる原因になりがちです。月に1、2回はフィルターを水洗いして、溜まったほこりを取り除きましょう。フィルターに付着したほこりを掃除機で吸い取るだけでも効果があります。

室外機周辺を掃除する

エアコンの室外機は屋外の空気を取り込み、室内の空気を排出する役割を果たしています。室外機の周りに物が置かれていたり、周囲に雑草が生い茂っていたりすると、空気の出入りを妨げる原因となりかねません。室外機周辺はよく掃除をし、空気の出入りを妨げない状態にしておきましょう。

窓に断熱シートを貼る

エアコンを稼働させていても、屋外の冷気が窓から入り込んでいると室温はなかなか上がりません。そこで、窓に断熱シートを貼り、冷気を遮断しておけば暖房効率を高めることができます。断熱シートは室内の暖かい空気を逃がしにくくする効果もあるため、暖房を効率良く使用するには適した対策のひとつです。

厚手のカーテンを吊るす

カーテンを厚手の物に交換することでも、断熱シートに近い効果が期待できます。遮熱カーテンは主に夏場の熱気を遮るためアイテムと思われがちですが、暖房が効いた室内の空気を逃がさないようにするためにも効果的です。カーテンは床まで届く長さの物を選び、隙間を少なくすることでより高い保温効果が期待できます。

契約している電気料金プランを見直す

暖房にかかる電気代を節約するには、契約している電気料金プランを割安なものに変更するのも効果的な方法です。基本料金や従量料金が現在の契約プランよりも安いものを選べば、無理なく電気代を節約できます。
電力自由化以降は、各社がさまざまな電気料金プランを展開していますので、どのプランが自分にとってお得なのか、見直しを検討してみるといいでしょう。

エアコンの暖房にまつわる疑問をQ&Aで解消!

エアコンの暖房にまつわる疑問をQ&Aで解消!

エアコンの暖房に関して、よくある質問をQ&Aにまとめました。迷いやすいポイントを整理して、電気代を上手に節約しましょう。

Q. エアコンの暖房稼働時は「風量固定」と「自動運転」、どっちがお得?

エアコンの暖房は風量を「自動」に設定するほうが、電気代の節約につながります。エアコンが室温に合わせて自動的に風量を調整してくれるので、暖房を効率良く活用できるからです。風量を「弱」に固定して使用すると室温が設定温度に達するまでに時間がかかり、かえって消費電力量が多くなる原因となるため注意しましょう。

Q. エアコンの暖房の電源は「こまめに切る」と「つけっぱなし」、どっちがお得?

在宅時間や1時間以内の外出であれば、エアコンはつけっぱなしにしたほうが電気代を節約できます。暖房のオン・オフを頻繁に繰り返すと、下がった室温を再び上げるたびにエアコンがフル稼働するからです。数時間~半日以上の外出であれば、エアコンの電源を切ったほうが電気代の節約につながるでしょう。

Q. エアコンの暖房と併用したい暖房器具は?

エアコンの温風を部屋全体に循環させるには、サーキュレーターの併用が効果的です。このほか、こたつや電気毛布を併用することで、足先など体の末端が冷えるのを防ぐことができます。また、加湿器を併用すると室内の湿度が下がるのを予防できるため、体感温度をより高く保つことができるでしょう。

【まとめ】冬場はエアコンの使い方に工夫を!電力会社を見直して効果的に節約しよう

エアコンの暖房は冷房よりも電気代が高くなりやすいため、冬場の使用時には電気代の節約を意識することが大切です。消費電力量を抑えるエアコンの使い方を実践すると同時に、ほかの暖房器具と併用するなどして効果的に電気代を節約しましょう。

電気代を無理なく節約するには、契約する電力会社を変更するのも効果的な方法です。HTBエナジーでは、供給される電気の質や安全性はそのままに、基本料金や電力量料金がお得になるプランや、時間帯によって電気代が割安になるプランを提供しています。契約の切り替えはWEBから簡単に行うことができ、面倒な書類のやりとりをすることなく手続きを完了させることが可能です。暖房にかかる電気代をよりお得にしたい方は、ぜひHTBエナジーへの切り替えをご検討ください。

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