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サーキュレーターと扇風機の違いとは?涼しさなど特徴や電気代を比較

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サーキュレーターと扇風機の違いとは?涼しさなど特徴や電気代を比較
風を送り出す電化製品という点では共通しているサーキュレーターと扇風機。それぞれどのような違いがあるのか、どちらを選ぶべきなのか迷ったことはありませんか?
今回は、サーキュレーターと扇風機の電気代や特徴を比較した上で、シーン別にどのように使うべきかを詳しく解説。サーキュレーター・扇風機を購入する際の上手な選び方も紹介します。

サーキュレーターと扇風機の違いとは?

サーキュレーターと扇風機は、どのような点が異なるのでしょうか。それぞれの特徴と目的をご紹介します。

■サーキュレーターと扇風機の特徴
  送り出される風の特徴 主な用途
サーキュレーター ・直線的
・遠くまで届きやすい
部屋の空気を循環させる
扇風機 ・広範囲
・比較的近い距離に届く
風にあたって涼をとる

サーキュレーターは空気の循環が目的

サーキュレーターは「直線的に」「遠くまで」風を送り出すことができるため、室内の空気を循環させることに適しています。サーキュレーターは、その風に直接あたるというよりは、空気の流れを作ることが主な目的です。

扇風機は涼をとることが目的

扇風機は、「広範囲」かつ「比較的近い距離」に風を送るのに適した電化製品です。そのため、風にあたることで涼をとりたい場合に適しています。

サーキュレーターと扇風機の電気代の違い

続いては、サーキュレーターと扇風機の電気代の違いについても見ていきましょう。
2023年7月現在、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が発表している電気料金の目安単価は31円/kWhです。電気料金の目安単価31円/kWhをもとに、サーキュレーターと扇風機、それぞれの電気代を紹介します。

<サーキュレーターの電気代(消費電力量36Whの場合)>
・1時間あたり:36Wh÷1,000×31円/kWh=約1.1円
・1日(24時間)あたり:1.1円×24時間=約26.8円
・1ヵ月(30日)あたり:26.8円×30日=約803.5円
・1年あたり:803.5円×12ヵ月=約9,642.2円
<扇風機の電気代(消費電力量35Whの場合)>
・1時間あたり:35Wh÷1,000×31円/kWh=約1.1円
・1日(24時間)あたり:1.1円×24時間=約26.1円
・1ヵ月(30日)あたり:26円×30日=約781.2円
・1年あたり:781.2円×12ヵ月=約9,374.4円

1年あたりの電気代を見てみると、サーキュレーターと扇風機の電気代はほぼ同等といえます。

こちらも併せてご覧ください。
サーキュレーターの電気代は高い?1時間の消費電力や節約法を紹介

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サーキュレーターと扇風機のおすすめの利用方法

サーキュレーターと扇風機は、具体的にはどのようなシーンで使用すると良いのでしょうか。それぞれの特徴を踏まえて、おすすめの利用方法を紹介します。

サーキュレーターと扇風機のおすすめの利用方法

暑いときに涼をとりたい場合

直接風にあたることで涼をとりたい場合には、扇風機のほうが適しています。扇風機の風は広範囲に広がるため、うちわや扇子で扇いだときのように心地良い風を送り出せるからです。

クーラーと併用して電気代を抑えたい場合

クーラーの冷風を部屋全体に行き渡らせたい場合には、サーキュレーターでも扇風機でも同じような効果を得られます。しかし、どちらかといえば、直線的に遠くまで風を送り出せるサーキュレーターのほうが効率的に冷気を循環させられるでしょう。

洗濯物を室内干しで乾燥させたい場合

部屋の空気を循環させるには、サーキュレーターのほうが適しています。洗濯物を室内干しする際には、湿度の高い空気が1ヵ所にとどまらないよう、サーキュレーターを稼働させておくといいでしょう。

一人暮らしの部屋で使用する場合

サーキュレーターは扇風機よりも本体がコンパクトなため、置き場所が限られている一人暮らしの生活スタイルにはぴったりです。6~8畳程度の部屋であれば、サーキュレーターで空気を循環させるだけでも涼気を感じられるでしょう。

エアコンをあまり使わない場合

冷え性の人など、エアコンを極力使わないようにしているのであれば、扇風機で涼をとるのがおすすめです。首振り機能を活用することで、広範囲に風を送ることもできます。

就寝時に使用する場合

サーキュレーターは扇風機と比べて動作音が大きい機種が多いため、就寝時に使用するなら扇風機のほうが向いています。扇風機の機種によっては静音性に優れたものもあるため、静かな環境で使用したい場合には扇風機がおすすめです。

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サーキュレーターと扇風機の効果的な活用方法

サーキュレーターと扇風機を、それぞれどのようなシーンで活用するべきか確認した後は、より効果的な活用方法も押さえておきましょう。それぞれの効果的な活用方法を下記に3つ紹介します。

冷房使用時には、下から上向き運転にする

冷たい空気は、部屋の床部にとどまりやすい性質があります。そこで、冷気を部屋全体に拡散させるなら、サーキュレーターや扇風機は下から上向きに風が流れる角度で運転させましょう。
また、エアコンの送風口に背を向けて設置すると、エアコンから吹き出す冷風を効率良く循環させることができます。

暖房使用時には、上向き運転にする

暖かい空気は部屋の天井付近にとどまりやすい性質があります。暖気を部屋全体に拡散させるならサーキュレーターや扇風機は上向きの角度で運転させましょう。
また、エアコンの対面上の部屋の隅に設置すると、エアコンから吹き出す暖かい風を効率良く部屋全体へと広げることができます。

窓の外に向けて部屋の換気や乾燥を促す

部屋の換気をしたいときや、室内の湿気を追い出したいときには、サーキュレーターや扇風機を窓に向けて稼働させてください。そうすると、風のない日でも室内の空気を強制的に送り出してくれるので、より短時間で換気や乾燥を済ませることができます。

サーキュレーターの選び方

サーキュレーターを購入する際は、どのような基準で選べば良いのでしょうか。サーキュレーターの選び方のポイントを解説します。

対応畳数を確認する

サーキュレーターは、出力や羽根の大きさによって対応可能な部屋の広さが異なります。一般的に、6~10畳の広さであれば、羽根の大きさは直径18cm程度のものが適しているでしょう。

到達距離(風力)を確認する

サーキュレーターは、風力の目安として「到達距離」を確認することも大切です。部屋の広さに見合った風力の機種を選べば、部屋の空気を効率良く循環させることが可能です。

静音性を検討する

サーキュレーターは扇風機と比べて動作音が大きい傾向があるため、使用する場所によっては静音性のチェックも大切です。製品によっては、動作時に出る音の大きさがdB(デシベル)で表記されていることもあります。一般的に、書斎や寝室など静かな場所で使用するのであれば、40dBまでの製品がおすすめです。

機能性を検討する

サーキュレーターによっては、首振り機能やタイマー機能などが備わっているものもあります。必要な機能が搭載されているかどうかも、サーキュレーターを選ぶ際の判断基準にしてください。

扇風機の選び方

扇風機を購入する際は、どのような基準で選べば良いのでしょうか。扇風機と一口にいっても、実は機種によって特徴はさまざま。扇風機の選び方のポイントは、下記のとおりです。

扇風機は、長持ちするからこそ経年劣化に注意する

扇風機はシンプルな構造の電化製品のため、一度購入すれば比較的長く使用できる傾向があります。しかし、長持ちするからこそ、モーターやコンデンサーの経年劣化には注意が必要です。
一般的に扇風機の耐用年数は約10年といわれていますので、10年を目安に買い替えることをおすすめします。

扇風機の形状もチェックする

扇風機は用途に応じていくつかの形状があります。下記に、代表的な形状と用途をご紹介します。

・リビングファン
リビングファンは、オーソドックスな形状の扇風機で、幅広い用途に活用できます。なお、機種によって高さ調整が可能な長さは異なるため、床に座る機会が多い場合は60~80cm程度の機種、立っている機会が多い場合は80~110cm程度の機種を選ぶといいでしょう。
・タワーファン
スリムな形状のタワーファンは、設置場所を取らずデザイン性にも優れている点が特徴です。置き場所が限られている場合や、インテリアとの相性を重視する場合に適しています。送風面積はリビングファンよりも狭い傾向があるため、使用する部屋の広さには注意が必要です。
・卓上型・クリップ型
卓上型やクリップ型は、デスク上など好きな場所に置いて使える小型扇風機です。限られた範囲で涼をとりたい場合に適しています。USB給電式のものや充電式で持ち運びが可能な製品もあるため、オフィスや外出先で使用したい場合にもおすすめです。

扇風機の羽根の枚数も確認する

扇風機を購入する際は、羽根の枚数も必ずチェックしましょう。一般的に、羽根が多いほど滑らかな風を作り出せる一方で、運転音は大きくなる傾向があります。ただし、最近の機種は羽根の形状を工夫することで運転音を抑えているものもあります。運転音が気になる方は、静音性に優れた機種を選んではいかがでしょうか。

また、外部から羽根が見えない機構の「羽根なし扇風機」も人気があります。小さな子供の巻き込み事故が心配な場合や、デザイン性を重視したい場合には、羽根なし扇風機も選択肢に入れておくのがおすすめです。

性能重視ならDCモーター搭載型を選ぶ

扇風機に搭載されているモーターには、大きく分けてACモーターとDCモーターがあります。DCモーターは風量調整が細かくできることに加え、一般的な「弱」よりもさらに弱い「微風」などのモードが活用できる点が特徴です。
DCモーター搭載機種はACモーター搭載機種よりも価格が高い傾向がありますが、性能を重視するのであればDCモーター搭載型を選ぶことをおすすめします。

扇風機の機能をチェックする

扇風機は機種によって、さまざまな機能が搭載されています。下記に挙げている代表的な機能については、購入の際にチェックしておくといいでしょう。

<チェックしておきたい扇風機の機能>
・タイマー機能(オン・オフ共に搭載されるか)
・首振り機能(上下左右に対応しているか)
・リモコン操作(遠隔操作が可能か)
・ヒーター機能や冷風機能(年間を通して利用できるか)
・センサー機能(周囲に人がいない場合には自動でオフになるか)
・脱臭・空気清浄機能(風を送り出すだけでなく、付加機能も備わっているか)

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サーキュレーターと扇風機の違いについての疑問をQ&Aで解消!

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サーキュレーターと扇風機の違いについて、よくある質問をQ&Aでまとめました。疑問点を解消して、自分にぴったりの器具を選びましょう。

Q. サーキュレーターと扇風機の電気代の違いは?

機種にもよりますが、サーキュレーターと扇風機の消費電力はほぼ同等のケースが多く見られます。そのため、電気代にもあまり差はないと考えていいでしょう。

Q. サーキュレーターと扇風機のおすすめ活用方法は?

サーキュレーターは風を直線的に遠くまで届けられるのに対して、扇風機は比較的近い距離であるものの、風が届く範囲の幅が広いです。そのため、部屋の空気を循環させたい場合はサーキュレーター、風にあたって涼をとりたい場合には扇風機を使用するのが適しているでしょう。具体的には、下記のように使い分けるのがおすすめです。

<サーキュレーターと扇風機の使い分け例>
・洗濯物を室内干しする場合:サーキュレーター
・一人暮らしの場合:サーキュレーター
・エアコンをあまり使わない場合:扇風機
・就寝時に使用したい場合:扇風機

Q. サーキュレーターはどう選ぶべき?

サーキュレーターを選ぶ際には、下記の機能をチェックしておくといいでしょう。

<サーキュレーター選びでチェックしたい機能>
・対応畳数(羽根の大きさ・出力)
・到達距離(風力)
・静音性
・機能性(首振り機能やタイマー機能など)

Q. 扇風機はどう選ぶべき?

扇風機にはさまざまな種類があるため、購入する際には下記の点を比較するといいでしょう。

<扇風機選びでチェックしたい機能>
・形状(リビングファン、タワーファン、卓上型・クリップ型など)
・羽根の枚数(一般的に枚数が多いほうが滑らかな風を送り出せる)
・搭載されているモーター(DCモーターのほうが一般的に価格は高いものの高性能)
・搭載されている機能(タイマー機能、上下左右の首振り、リモコン、ヒーター・冷風機能、センサー機能、脱臭・空気清浄機能など)

【まとめ】サーキュレーターと扇風機を活用して電気代の節約につなげましょう

サーキュレーターと扇風機は、上手に活用することで夏場の電気代を節約できます。それぞれの特徴や適した用途を理解して、適材適所で使い分けていきましょう。

なお、電気代を無理なく節約するには、契約する電力会社を変更するのもおすすめの方法です。HTBエナジーでは毎日2時間電気代が無料になるプランや、ガスとセットで申し込むことで光熱費がお得になるプランをご用意しています。同じように電気を使うのであれば、より安いプランを利用しないと損をすることにもなりかねません。現在契約している電力会社をHTBエナジーに切り替えて、暑い夏を快適かつお得に乗り切ってみてはいかがでしょうか。

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