エアコンと扇風機の併用で電気代は安くなる?効果的な置き方やコツを解説
更新日:2026/09/11
公開日:2023/07/31
目次
エアコンと扇風機を併用すると節電につながる理由

- 風が当たることで体感温度が下がる
- 部屋の温度ムラを軽減してエアコンの稼働効率を上げる
エアコンと扇風機の併用が節電につながる理由には、主に2つのポイントがあります。それぞれの仕組みを理解しておくと、夏場の使い方を効果的に工夫しやすくなるでしょう。
風が当たることで体感温度が下がる
扇風機の風で体感温度が下がると、エアコンの設定温度を高めにしても快適に過ごしやすく、節電にもつながります。人は同じ室温でも肌に気流が当たると涼しく感じますが、これは風が汗の蒸発を促すためです。そのため、扇風機で気流を補えば、冷やしすぎを防ぎながら快適さを保てます。
部屋の温度ムラを軽減してエアコンの稼働効率を上げる
扇風機で室内の温度ムラを減らすと、冷気が部屋全体に行き渡りやすく、エアコンの無駄な稼働も抑えやすいです。室内の空気を循環させないでいると、冷気が床付近に、熱気が天井付近に溜まりやすくなります。部屋の形状や間取りに合わせて扇風機の向きや位置を調整すれば、冷気をさらに効率よく循環させられるでしょう。
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おトクなクーポンが使える!【目的別】エアコン効率を最大化する扇風機の正しい置き方
- 体に風を当てて涼しく感じたい場合
- 冷気を部屋全体に回したい場合
- 1台のエアコンで隣の部屋にも冷気を送りたい場合
エアコンの冷房効率は、扇風機の置き方や向きによって大きく左右されます。目的に応じた正しい置き場所を押さえることで、同じ消費電力でもより快適な室内環境を整えられます。
体に風を当てて涼しく感じたい場合
- 【置き方】
- 扇風機を人に向け、体に風が直接届く位置に置く
風が体に当たると体感温度が下がり、同じ室温でも涼しく感じやすくなります。エアコンの設定温度を下げる前に、まず扇風機で気流を補う使い方が省エネの観点から有効です。冷えすぎを感じる場合は扇風機を壁や天井に向け、やわらかく拡散した間接風を活用すると不快感を抑えながら涼しさを保てます。
冷気を部屋全体に回したい場合
- 【置き方】
- エアコンからの冷気を背に受け、冷気を届けたい方向へ扇風機を向ける
室内の温度ムラを抑えるには、冷たい空気を部屋全体に効率よく届けることが重要です。エアコンの吹き出し側を背にして扇風機を置き、冷気を送りたい方向へ向けると、室内全体に涼しさが行き渡りやすくなります。部屋の一部だけが冷えすぎるのを防ぎやすく、離れた場所まで均一な温度を維持できます。
1台のエアコンで隣の部屋にも冷気を送りたい場合
- 【置き方】
- 扇風機をドアの開口部付近に置き、エアコン側を背にして隣室へ向けて送風する
1台のエアコンで隣の部屋まで冷やしたい場合は、床付近に溜まりやすい冷気を意識的に動かすことが鍵です。扇風機をドアの開口部付近に置き、エアコンのある部屋を背にして隣室方向へ向けると、冷気を隣の部屋へ送りやすくなる場合があります。低い位置から風を送ることで、床に滞留する冷気を隣室へ移動させやすくなるでしょう。
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充実の電気料金プラン逆効果に注意!併用時に避けるべきNGな使い方

- 扇風機を人に直接当て続ける
- 目的に合わない首振り運転を続ける
- 窓を開けたまま併用運転を続ける
エアコンと扇風機を正しく使えば節電効果が期待できますが、使い方を誤ると逆効果になる場合もあります。ここでは、避けるべき3つのNGな使い方を解説します。
扇風機を人に直接当て続ける
室内全体の温度ムラを抑えたい場面で、常に扇風機の風を人に向け続けると、気流のかくはんによる室内全体の温度均一化が妨げられ、エアコン効率の改善につながりにくくなります。
また、長時間同じ方向から風に当たり続けると肌が乾燥しやすく、冷えすぎによる不快感を招く場合もあります。体感温度の低下と室内全体の効率化を両立させるには、人への直接送風だけに頼らない使い方が大切です。
目的に合わない首振り運転を続ける
冷気を安定して循環させたい場合は、首振り運転を続けると風向きが定まりにくく、効果が薄れることがあります。効率よく空気をかくはんしたいときは、風の方向をある程度固定したほうが冷気の流れを作りやすいです。部屋の間取りに合わせて冷気の流れるルートを確保し、首振りは状況に応じて使い分けましょう。
窓を開けたまま併用運転を続ける
冷房中に窓を開けると外の熱気が室内に入り込み、エアコンの負荷が増して消費電力が増えます。室内外の温度差が大きい夏場ほどこの影響は顕著で、電力消費の増大を招きます。換気が必要な場合は時間を決めて短時間で行い、冷房中は気密性を保つのが節電の基本です。
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おトクなクーポンが使える!エアコンと扇風機の併用で電気代はどれくらい変わる?目安の考え方
- 扇風機にかかる電気代の考え方
- 設定温度を上げられた場合の節約目安
エアコンと扇風機を併用した場合、電気代はどの程度変わるのでしょうか。ここでは、仮定の数字をもとに節約目安の考え方を紹介します。
扇風機にかかる電気代の考え方
エアコンと扇風機の併用による節電効果を正しく把握するには、まず「扇風機自体にいくらかかるか」を切り分けて考えることが重要です。
電気代の計算は以下の式で算出できます。
- <1時間あたりの電気代の計算式>
- 1時間あたりの電気代(円)=消費電力(kW)×電気代単価(31円/kWh)
- <扇風機(消費電力30W)の1時間あたりの電気代>
- 0.03kW×31円/kWh=約0.93円/時間
設定温度を上げられた場合の節約目安
扇風機との併用によってエアコンの設定温度を1℃上げられた場合、環境省の試算によればエアコンの消費電力量は約13%削減できるとされています。そのため、エアコン単体の電気代を1時間あたり20円と仮定すると、設定温度を1℃上げた際の電気代は以下のように見積もれます。
- <設定温度を1℃上げた際のエアコンの電気代>
- 20円/時間×0.87=17.4円/時間
扇風機を加えた場合の合計はエアコン17.4円+扇風機0.93円で約18.33円/時間となり、エアコン単体の20円/時間と比べると1時間あたり約1.67円安くなります。つまり、扇風機の電気代を加えても設定温度を1℃上げてエアコン側の消費を抑えられれば、合計の電気代は下がる可能性があります。
節約額は扇風機の追加コスト自体より、設定温度をどれだけ引き上げてエアコンの負担を減らせるかによって決まると覚えておくとよいでしょう。
参考:環境省「エアコンの使い方について」
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充実の電気料金プランエアコンと扇風機を併用して電気代を節約するポイント

扇風機はDCモーターを選ぶ
消費電力を抑えたい場合は、ACモーター搭載モデルよりも電力効率に優れるDCモーター搭載モデルが適しています。本体価格はACモデルより高い傾向がありますが、長期的なランニングコストを考慮すると電気代の節約につながります。風量を細かく調整できる機種が多く就寝時の快適性も向上するため、買い替えを検討する際はコストパフォーマンスを比較して選びましょう。
扇風機を窓の外に向ける
帰宅直後など室内に熱気がこもっているときは、冷房をつける前に扇風機を窓の外へ向けて熱気を逃がす方法が効果的です。窓を開けて扇風機を外側へ向けて運転すると、こもった熱気を効率よく排出できます。先に室内の熱を逃がしてから冷房を入れることで、エアコン起動時の負荷も抑えやすいです。
扇風機に保冷剤を装着する
扇風機に保冷剤を取り付けると、体感温度を下げる補助になり、エアコンの設定温度を高めに保ちやすくなる可能性があります。室温を大きく下げる効果は限定的ですが、局所的に涼しさを感じやすくなる点はメリットです。水濡れや落下に注意しながら、補助的な使い方として取り入れるとよいでしょう。
電気料金プランを見直す
使用中の電気料金プランや電力会社の見直しも、無理なく電気代を削減できる有効な手段の一つです。2016年4月の電力自由化以降、電力会社を自由に選べるようになっており、新電力を含めたプランと比較することで基本料金や従量料金がより低いプランが見つかる可能性があります。
自身の利用パターンを把握した上で最適なプランへ切り替えれば、毎月の節電努力を必要としない効率的な固定費削減につながります。
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おトクなクーポンが使える!エアコンと扇風機の併用に関するQ&A
- Q.扇風機の代わりにサーキュレーターを使っても効果はある?
- Q.エアコンと扇風機の併用は24時間つけっぱなしでもお得?
- Q.一人暮らしの狭い部屋でも併用する意味はある?
- Q.扇風機単体だと電気代はどれくらい節約できる?
エアコンと扇風機の併用について、よくある質問をQ&Aにまとめました。疑問点を解消して、夏場の電気代を効果的に節約していきましょう。
Q.扇風機の代わりにサーキュレーターを使っても効果はある?
A.サーキュレーターはエアコンとの併用でも節電効果が期待できます。扇風機より直進性の強い気流で室内の空気を効率よく循環させられるため、冷気の均一化と冷房効率の向上に特に適しています。
Q.エアコンと扇風機の併用は24時間つけっぱなしでもお得?
A.条件によって異なりますが、扇風機の消費電力は比較的小さいため、設定温度を上げられる場合は合計の電気代を抑えられる可能性があります。不在時や就寝後は風量を落とすなど、状況に応じた使い方が節電効果を高めるポイントです。
Q.一人暮らしの狭い部屋でも併用する意味はある?
A.狭い部屋でも体感温度を下げる効果や空気のかくはん効果は十分に働くため、併用する意味があります。空間が小さいほど少ない電力でも冷気を循環させやすく、設定温度を引き上げやすい環境ともいえます。
Q.扇風機単体だと電気代はどれくらい節約できる?
A.扇風機の消費電力は非常に低く電気代は抑えられますが、室温が高い状況でエアコンを使わずに過ごすのは、体調管理の面で注意が必要です。健康を守るため、猛暑日はエアコンとの併用を検討しましょう。
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充実の電気料金プランエアコンと扇風機を正しく活用し、夏の電気代を賢く節約しよう
エアコンと扇風機の正しい置き方・使い方を組み合わせれば、快適さを保ちながら夏の電気代を抑えられます。体感温度の低下や室内温度の均一化という仕組みを活用し、エアコンの設定温度を高めに保つ習慣が節電の基本です。さらに効果を高めたい場合は、電力プランの見直しも合わせて検討してみましょう。
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