オール電化の夏の電気代はいくら?世帯別平均の統計を比較して解説
今回は、オール電化の電気代が夏にどのくらいかかるのか、さまざまなデータをもとに解説します。夏場に電気代がかさむ原因となりやすいエアコンの電気代節約方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
オール電化とは?
オール電化とは、住宅で使用するエネルギー(熱量)をすべて電力でまかなうことを指します。従来はガスなどで使用してきた機器も、下記のようなものに代替することになります。
- <オール電化によって切り替える機器>
- ・ガスコンロ:IHクッキングヒーター
- ・ガス湯沸かし器:電気温水器(エコキュート)
- ・ガスファンヒーター:エアコン、セラミックヒーター
- ・ガス温水床暖房:電気式床暖房
オール電化にすることで、住宅内では火を使わなくなります。火災のリスクが下がり、ガス漏れの心配もありません。安全面において、オール電化は優れたエネルギー供給の仕組みといえます。
また、光熱費が電気代に集約されるため、月々の支払いを一本化できるのもオール電化のメリットです。電気+ガスを使用している場合、電気・ガスそれぞれに基本料金がかかります。一方、オール電化であれば基本料金は電気代しかかかりません。オール電化にすることで、光熱費の節約も期待できるのです。
住宅にかかる電気代の平均はどのくらい?
オール電化に切り替える場合、気になるのが電気代です。特に、夏場は冷房が必須のため、電気代が高くなりやすい傾向があります。そもそも、住宅にかかる電気代は平均いくらになるのでしょうか。
世帯別から地域別の電気代まで、さまざまな月別の平均電気代についてご紹介します。
世帯別の月別平均電気代
世帯によって月の平均電気代はどの程度の違いがあるのでしょうか。1人世帯と2人以上世帯の月別平均電気代は、下記のとおりです。
月 | 1人世帯 | 2人以上世帯 |
---|---|---|
1月 | 6,641円 | 1万1,875円 |
2月 | 1万2,854円 | |
3月 | 1万3,197円 | |
4月 | 4,990円 | 1万696円 |
5月 | 9,644円 | |
6月 | 8,488円 | |
7月 | 5,131円 | 8,091円 |
8月 | 9,774円 | |
9月 | 1万393円 | |
10月 | 5,200円 | 9,835円 |
11月 | 9,103円 | |
12月 | 9,854円 |
※1人世帯は四半期ごとの平均値
出典:総務省統計局
実際に電気代が発生した月と支払月が異なる場合を加味しても、全体として夏場よりも冬場のほうが電気代は高いことがわかります。一方、2人以上世帯の夏は8月に冷房を使用するためか9月の電気代が高くなるものの、全体として春先と大きな違いはない電気代となっています。
季節別の平均電気代
次に、季節別にまとめた電気代の平均を見ていきましょう。3ヵ月ごとの平均値で比べると、1人世帯と2人以上世帯とでは、当然ながら電気代は大きく開きがあることがわかります。
1人世帯 | 2人以上世帯 | |
---|---|---|
1~3月 | 6,641円 | 1万2,642円 |
4~6月 | 4,990円 | 9,609円 |
7~9月 | 5,131円 | 9,419円 |
10~12月 | 5,200円 | 9,597円 |
出典:総務省統計局
2人以上の世帯は1人世帯と比べて倍近くの電気代がかかっており、夏場よりも冬場のほうが電気代は高い傾向があります。エアコンを使用する夏は電気代が高いイメージがありますが、活用の仕方によっては電気代を節約することも可能です。
地域別の平均電気代
地域別に見た場合にも、電気代の平均には差があります。電力を供給する電力会社ごとに電気料金単価が異なることに加え、気候によって電気の使用量が変動するためです。下記は、各地域の平均電気代(月額)を示しています。
1人世帯 | 2人以上世帯 | |
---|---|---|
北海道 | 6,218円 | 1万1,357円 |
東北 | 1万1,264円 | |
関東 | 4,967円 | 9,403円 |
北陸 | 5,699円 | 1万3,678円 |
東海 | 1万461円 | |
近畿 | 5,131円 | 9,973円 |
中国 | 6,593円 | 1万1,580円 |
四国 | 1万1,782円 | |
九州 | 5,820円 | 1万538円 |
沖縄 | 1万233円 |
出典:総務省統計局
電気を使っていて、ほかの地域と比べて電気代が高いかどうかを気にすることは少ないかもしれません。しかし、最も電気代が高い地域と安い地域では1人世帯で1,600円以上、2人以上世帯で4,200円以上の差があるのです。
オール電化と電気+ガスの光熱費を比較
住宅にかかる電気代の平均を押さえたら、次は住宅種類別の光熱費について見ていきましょう。住宅の種類によっても、月々の光熱費には差が生じます。
下記は、オール電化の家庭と、電気と都市ガスを使用している家庭、電気とLPガスを使用している家庭に分けて、住宅種類別に月々の光熱費を比較したものです。
戸建 | 集合住宅 | |
---|---|---|
オール電化 | 1万170円 | 9,874円 |
電気+ 都市ガス |
1万2,686円 | 1万882円 |
電気+ LPガス |
1万3,777円 | 1万2,276円 |
出典:日本生活協同組合連合会「わが家の電気・ガス料金しらべ」
戸建・集合住宅ともに、最も光熱費が安いのは「オール電化」であることがわかります。基本料金を電気代に一本化できるオール電化住宅は、光熱費をトータルで見た場合に割安といえるのです。
電気代は高くなっている?
電気代は、過去10年間で上昇傾向にあります。電気代が高くなっている主な原因は電力供給不足です。電力供給不足を引き起こす要因は複数ありますが、主要な出来事をまとめると下記が挙げられます。
- <電力供給不足を引き起こす原因となった主な出来事>
- ・東日本大震災(2011年)
- ・電力卸売価格の高騰(2020~2021年)
- ・原油価格の高騰に伴うLNG価格の高騰(2022年)
特に2022年に入ってから、火力発電に必要なLNG(液化天然ガス)価格の高騰に伴い、「燃料費調整単価」が上がりました。元々上昇傾向にあった電気代に、さらに追い打ちをかける結果となったのです。
電気代の上昇は全国的な傾向ですので、特定の地域だけに限ったことではありません。今後も電気代が変動することは十分に考えられるので、引き続き月々の電気代を注視していくことが大切です。
エコキュートの夏場の電気代はどれくらいお得なの?
エコキュートとは電気給湯器のことで、電気と外気の熱を利用してお湯を沸かす仕組みとなっています。ヒートポンプ内の熱交換器が空気中の熱を取り込み、お湯を沸かすエネルギー(熱量)に変換しているのです。
沸かしたお湯は貯湯タンクで保温されるため、お湯を使用するたびに沸かす必要がありません。オール電化住宅向けの電気料金プランの多くは夜間に電気代が割安になるため、夜間の電力を利用してお湯を沸かしておき、翌日分に使用するお湯をまかなっているのです。
ガス給湯の場合、給湯のたびにお湯を沸かす必要があるため、お湯を使用する頻度や量が増えれば増えるほどガス代がかかってしまいます。一方、エコキュートであればタンク内のお湯を使いきらない限り、新たにお湯を沸かすための電気代は不要となります。
エコキュートが夏場の電気代を節約できる理由
エコキュートが特に夏場に電気代の節約に役立つ理由として、外気の熱を利用している点が挙げられます。夏場は外気温が高くなるため、冬場と比べてより少ない電力で効率良くお湯を沸かすことができるのです。
例えば、冬場に外気温が5℃であれば、40℃のお湯を沸かすためには多大なエネルギー(熱量)が必要となります。温度差が大きいということは、その分だけ多くの電気を消費することを意味します。一方、夏場の外気温が30℃であれば、40℃のお湯を沸かすために費やすエネルギーは、冬場ほど必要ありません。
お湯の設定温度と外気温の差が小さくなる夏場は、外気温を効率良く利用して電気代を節約することができます。空気中の熱を利用するエコキュートの仕組みが、夏場の電気代節約に寄与しているのです。
エコキュートにおけるエネルギーと消費電力の関係
エコキュートは、電力+外気温を利用してお湯を沸かしています。つまり、お湯を沸かすために電力をエネルギー(熱量)に変換しているわけです。お湯を沸かすために必要なエネルギーと消費電力の関係は、「年間給湯効率」で表されます。年間給湯効率が高ければ高いほど、エコキュートの性能が高いと考えていいでしょう。
- <年間給湯効率と消費電力量の計算方法>
- 年間給湯効率=給湯に必要な年間のエネルギー÷年間消費電力量
- 消費電力量=給湯に必要なエネルギー÷年間給湯効率
年間給湯効率はエコキュートの機種によって異なりますが、一般的には3.0~3.8%程度です。家庭の電気代は「1kWhにつき◯◯円」で計算します。1kWhとは、電力を1時間(h)消費したときの電気量です。
なお、1kWを1時間使用した場合のエネルギーは860Kcalとなっています。1kWh=860kcalとして計算すると、夏場に必要な1日あたりのエコキュートの消費電力量は、下記のように求めることができます。
- <エコキュートの夏場の消費電力量>
水道水の温度20℃、タンク内の温度60℃、設定温度40℃、使用する湯量400L、年間給湯効率3.8の場合 - ・必要なタンク内湯量を算出
(設定温度-水温)÷(タンク内の温度-水温)×使用水量=必要なタンク内湯量
(40℃-20℃)÷(60℃-20℃)×400L=100L - ・1日に必要なエネルギーを算出
タンク内湯量×(タンク内の温度-水温)÷860kcal=1日に必要なエネルギー
100L×(60℃-20℃)÷860kcal≒4.65kWh - ・1日に必要な消費電力を算出
前述したように消費電力量は、給湯に必要なエネルギー÷年間給湯効率で算出します
1日に必要なエネルギー÷年間給湯効率=1日に必要な消費電力
4.65kWh÷3.8≒1.22kWh
標準的なエアコンの消費電力は800W前後ですので、エアコンを1日6時間使用した場合の消費電力量は0.8kW×6h=4.8kWhとなります。
エコキュートの消費電力量は、エアコンよりもはるかに少ないことがわかるでしょう。
エコキュートの電気代は使用水量もポイント
エコキュートの電気代は、使用する水量にもよっても大きく左右されます。多くのお湯を沸かせば、その分だけ多くの電力を消費することになるからです。
例えば、洗面や台所の水道をこまめに止めたり、お風呂の湯量を必要最小限にとどめたりすることで、使用水量は抑えることができます。特に、夏場は洗面にお湯ではなく水を使用し、お風呂の湯張り量を減らすといった工夫をすることによって使用水量を減らせるはずです。夏場の電気代を節約するには、使用水量に関しても意識していきましょう。
夏のエアコンにかかる電気代を節約するには?
夏の電気代を節約する上で気になるものの、暑い日にはエアコンを使わざるをえないため、電気代がかさむ原因となります。実際のところ、夏場の電気代のうちエアコンが占める割合はどの程度なのでしょうか。夏のエアコンを節約する方法と併せて、詳しくご紹介します。
夏の電気代の大半はエアコン
夏の日中、最も気温が高くなる14時前後に使用されている電気のうち、実に60%近くをエアコンが占めているともいわれています。
住宅内のあらゆるエネルギー(熱量)を電気でまかなうオール電化住宅は、特にエアコンの使い方に注意を払ったほうがいいでしょう。エアコンにかかる電気代を節約できれば、夏場の電気代を効果的に節約することにつながるはずです。
夏のエアコンの電気代はいくらかかるのか?
エアコンの電気代は、使用時の気温や部屋の広さによって変動します。ただし、冷房1時間あたりの平均的な電気代を、消費電力から概算することは可能です。
対応畳数ごとにエアコンの冷房の消費電力と1時間あたりの電気代をまとめると下記のようになります。
対応畳数 | 消費電力 (冷房) |
1時間あたり の電気代 |
---|---|---|
8畳用 | 105~875W | 2.8~23.6円 |
14畳用 | 70~1,350W | 1.9~36.5円 |
20畳用 | 100~2,150W | 2.7~58.1円 |
参照:「三菱ルームエアコンZシリーズ」より消費電力を引用
※全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として示している価格は、1kWhあたり27円(税込)です。本記事でも1kWhあたり27円で電気代を計算します。
エアコンを1日6時間、月30日間使用した場合、8畳用で最大4,248円、20畳用で最大1万458円の電気代がかかることがわかります。
エアコンはつけっぱなしのほうが節約できる?
一般的に家電はこまめに電源をオフにしたほうが、電気代の節約につながるといわれています。しかし、エアコンに関しては、「つけっぱなしにしたほうが節約できる」と聞いたことがある方も多いでしょう。実際、エアコンはつけたままにしたほうが電気代はかからないのでしょうか。
エアコンが電力を最も消費するのは、室温と設定温度の差が大きい場合です。例えば、室温が32℃で設定温度が28℃の場合、室温が4℃下がるまでエアコンは最大出力で稼働します。一方、室温が28℃まで下がった後はアイドリング運転に切り替わり、消費電力を必要最小限に抑えていきます。
つまり、エアコンの電源をオン・オフにする頻度が高くなると、設定温度まで下げるために稼働する時間が長くなってしまうのです。「短時間の外出であればエアコンはつけたままにしたほうが、節約につながる」といわれるのはこのためです。ただし、長時間にわたって部屋を使わない場合は、電源をオフにすることをおすすめします。電源をオフにする頻度を調整することで、エアコンの電気代を抑えていきましょう。
こちらも併せてご覧ください。
夏のエアコンの電気代節約方法
夏場のエアコンの電気代を節約するには、使い方のコツを押さえておくことが大切です。続いては、夏のエアコンの電気代を抑える4つのポイントをご紹介します。
自動運転モードを優先する
エアコンの電気代を節約するには、風量を「弱」に固定したほうが良いと考えがちです。ところが、エアコンを常に弱運転で使用していると、室温が下がるまでに時間がかかってしまいます。結果的に電気代が余計にかかりやすくなる可能性もあるため、あまりおすすめしません。
エアコンは自動運転モードを優先的に使い、必要に応じて風量が自動的に切り替わるようにしましょう。風量はエアコンが自動で制御しますので、電源をオンにした直後は強運転で室温を一気に下げ、設定温度まで室温が下がると省エネ運転に切り替わってくれます。結果的に、エアコンの冷風を効率良く活用でき、電気代の節約につながるのです。
扇風機やサーキュレーターを併用する
エアコンから吹き出された冷風は暖かい空気よりも重いため、部屋の床側に溜まっていきます。そのため、エアコンが設置されている天井側付近の空気はなかなか冷やされず、室温が十分に下がっていないとエアコンが認識しがちです。しかし、室内の空気を循環させれば、冷え方のムラを少なくすることで効率良くエアコンを稼働させることができます。
室内の空気を循環させるには、扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用するのがおすすめです。特に、サーキュレーターは真上方向に風を送れるので、床に溜まった冷気を天井側へと循環させることができます。部屋全体が冷えるまでの時間を短縮し、エアコンをより効率的に活用できるでしょう。
定期的にフィルター掃除をする
エアコン内部には細かいゴミやほこりの侵入を防ぐためのフィルターが設置されています。フィルターの目が詰まるとエアコンが外気を十分に取り込めなくなり、冷房の稼働効率が下がってしまいます。フィルターは定期的に掃除し、ゴミやほこりが詰まっていない状態に保つことも、電気代を節約するためのポイントです。
目安として、2週間に1回はフィルターを清掃するといいでしょう。フィルターは水洗いするのが理想ですが、フィルターに付着したほこりを掃除機で吸い取るだけでも効果があります。フィルターをきれいに保つことで、エアコンの性能を十分に活かせる状態を維持してください。
室外機の周りに物を置かない
屋外に設置されている室外機も、冷房の効率に影響を与えます。室外機のすぐ近くに物が置かれていたり、雑草などでふさがれていたりすると、室内から取り込んだ熱風を十分に排出できなくなってしまうのです。結果的に冷房の効率が下がり、余計に電気代がかかる原因となります。
室外機の周囲に物が置かれている場合は撤去し、雑草などが生い茂っているようならば、草むしりをしてきれいにしましょう。特に、室外機の裏側にある吸気口付近と、正面にある吹き出し口付近が障害物でふさがっていない状態にしておくことが大切です。
夏のオール電化の電気代にまつわる疑問をQ&Aで解消!
オール電化住宅で夏場にかかる電気代について、よくある質問をQ&Aにまとめました。夏のオール電化の電気代に関する疑問を解消し、オール電化への切り替えの参考情報、もしくは夏場の電気の使い方のコツとして活用してください。
Q. エコキュートだと、なぜ夏場の電気代を節約できる?
エコキュートは電力による発熱に加え、外気の熱も利用してお湯を沸かしています。お湯の設定温度と外気温の差が小さいほど、効率良くお湯を沸かせるのです。外気温が高い夏場はエコキュートが熱を取り込みやすくなるため、冬場よりも少ない消費電力でお湯を沸かしやすくなります。エコキュートが夏場の電気代節約に役立つといわれるのはこのためです
Q. エアコンが夏の電気代に占める割合は?
夏にかかる電気代のうち、かなりの割合をエアコンが占めています。最も気温が高くなる14時前後であれば、全体の60%近くはエアコンによる消費電力ともいわれているのです。
時間帯や気温によって電気代は変動するものの、夏の電気代のうちエアコンが大きな割合を占めていると考えて間違いありません。
Q. 夏のエアコンの電気代を節約する方法は?
夏のエアコンにかかる電気代を節約するには、下記の点に注意することが大切です。
- 運転モードは「自動」を使用する
- 扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させる
- フィルターをこまめに掃除する
- 室外機の周りに物を置かないようにする
これらはいずれも、エアコンの性能を最大限に引き出すために必要な対策といえます。エアコンを効率良く活用して、夏場の電気代を節約しましょう。
【まとめ】家電を効率良く使う方法を知って、夏場のオール電化の電気代を節約しよう
オール電化住宅では、エコキュートが夏場の電気代節約に寄与するため、電気・ガスを併用する場合と比べて光熱費を節約しやすくなります。電気代が決まる仕組みや家電を効率良く使う方法を知れば、夏場の電気代はより節約できるはずです。
また、夏に電気代が高くなりやすいのは、エアコンを頻繁に利用することが主な原因といえます。エアコンを節約的に使えば、電気代を効果的に下げることができるでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考に、夏の電気代節約に向けて対策を講じてみてください。夏を賢く乗り切ることができれば、オール電化のメリットをいっそう実感できるはずです。
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