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二人暮らし・同棲の電気代・光熱費は平均いくら?節約のコツも紹介

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二人暮らし・同棲の電気代・光熱費は平均いくら?節約のコツも紹介
二人暮らしを始めるようになって、月々の電気代やガス代が高くなったと感じた人は多いのではないでしょうか。光熱費を上手に節約できる方法があれば知りたいと感じている人もいると思います。

今回は、二人暮らしの平均的な電気代・ガス代や、二人暮らしと一人暮らしの光熱費比較を紹介。光熱費を無理なく節約する具体的な方法についても解説します。日々の心掛け以外にも節約につながる方法はありますので、ぜひ自分たちのライフスタイルに合った節約方法を見つけてください。

二人暮らしの平均的な光熱費

二人暮らしの平均的な光熱費は、どの程度になるのでしょうか。月々に支払っている電気代やガス代が平均よりも高いようなら、節約できる余地があるかもしれません。
生活費を節約していく上で、光熱費の平均額を知っておくことは大切です。光熱費のうち、電気代・ガス代それぞれが占める割合や、一人暮らしと二人暮らしの光熱費の比較を見ていきましょう。

二人暮らしの平均的な光熱費

二人暮らしの電気代

二人暮らしの平均的な電気代はどの程度なのでしょうか。二人暮らしの電気代と、光熱費に占める割合は下記のとおりです。

<二人暮らしの電気代と光熱費に占める割合>
・電気代:9,183円/月
・水道光熱費合計:1万9,168円/月
・水道光熱費に占める電気代の割合:47.9%

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 年次 2021年」(2022年5月)

上記の結果を見ると、水道光熱費のうち、半分近くを電気代が占めていることがわかります。つまり、電気代を上手に節約すれば、光熱費は効果的に抑えられるということになります。

なお、上記の光熱費は年間を通じた平均額を示しています。電気の使用量は冷暖房の使用頻度が高くなる時期に増える傾向があるため、真夏や真冬には電気代が月1万円を超えることも十分に想定できるでしょう。しかし、春や秋といった季節の電気代が平均よりも高いようなら、電気の使い方を工夫することで光熱費を節約できる余地があると考えられます。

二人暮らしのガス代

次に、二人暮らしの平均的なガス代について見ていきましょう。二人暮らしのガス代と、光熱費に占める割合は下記のとおりです。

<二人暮らしのガス代と光熱費に占める割合>
・ガス代:4,330円/月
・水道光熱費合計:1万9,168円/月
・水道光熱費に占めるガス代の割合:22.6%

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 年次 2021年」(2022年5月)

ガス代は電気代ほど高くなく、水道光熱費に占める割合も電気代の半分以下であることがわかります。しかし、自宅のガス代が平均的なガス代よりも高い場合は、光熱費が膨れ上がる原因となるため注意が必要です。

また、ガス代は使用するガスの種類によって変動する点にも注意しましょう。上記の平均額は都市ガス・プロパンガスを合わせた平均額ですが、プロパンガスのみで算出したガス代の平均は下記のとおりです。

<LPガス代の全国平均額>
・5m3:5,410円
・10m3:8,832円
・20m3:1万5,326円
・50m3・3万3,312円

※一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」(2022年10月)

世帯人数が2人以下の場合、プロパンガスの月平均使用量は世帯あたり6.5m3(※)です。上記には基本料金は含まれていないことを踏まえると、プロパンガスを使用している場合は、都市ガスを含めた平均的なガス代よりも光熱費がかさむ可能性が高いと考えられます。

※一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター「平成18年度プロパンガス消費実態調査」(2007年12月)

二人暮らしと一人暮らしの光熱費比較

一人暮らしの光熱費と比較した場合、二人暮らしの光熱費はどの程度高くなるのでしょうか。最近、一人暮らしから二人暮らしになった人にとっては気になるコストになると思います。
一人暮らしと二人暮らしの電気代・ガス代を比較した結果は、下記のとおりです。

■一人暮らしと二人暮らしの電気代・ガス代
  一人
暮らし
二人
暮らし
増加率
電気代 5,482円/月 9,183円/月 167.5%
ガス代 3,001円/月 4,330円/月 144.3%

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 年次 2021年」(2022年5月)

電気代・ガス代ともに一人暮らしよりも二人暮らしのほうが高くなっているものの、単純に光熱費が倍になっているわけではありません。光熱費が倍にならない主な理由として考えられるのは下記の2点です。

<二人暮らしの光熱費が倍にならない理由>
・基本料金は2人で1契約分だから
電気・ガスともに、それぞれ基本料金がかかります。しかし、基本料金は世帯の1契約ごとに請求されており、光熱費を使用する人数の分だけかかるわけではないのです。当然、1世帯が一人暮らしから二人暮らしになった場合も、基本料金が倍の金額になることはありません。
・同じ部屋で電気・ガスを使うケースも多いから
照明や冷暖房器具などを同じ部屋で使用するケースは少なくありません。2人が常に別室で生活していない限り、電気やガスの使用量は必ずしも2人分になるとは限らないのです。そのため、電気代・ガス代も、一人暮らしから単純計算で2倍にはならないことが考えられます。

二人暮らしで電気代を節約する方法

二人暮らしで電気代を節約するには、具体的にどのような方法が考えられるのでしょうか。ここからは、電気代の上手な節約方法をご紹介します。日々の生活の中で取り入れられる方法は、ぜひ積極的に実践してみてください。

二人暮らしで電気代を節約する方法

電気の無駄遣いをなるべく減らす

当然ながらまずは普段の電気の使い方を見直し、できるだけ無駄遣いを減らしていくことが大切です。下記に電気代の無駄遣いを減らせるポイントを挙げますので、これまで見落としていたポイントがあればぜひ取り入れていってください。

<電気の無駄遣いを減らすポイント>
・使用していない部屋の照明はこまめに消す
・エアコンの設定温度は適温に(環境省が推奨する室温は夏28℃、冬20℃)
・エアコンの運転モードは「自動」を使用する
・空調機器のフィルターをこまめに掃除する
・サーキュレーターで室内の空気を循環させて冷暖房の効率を高める
・家電に省エネモードが搭載されていれば積極的に利用する
・冷蔵庫には食品を目一杯詰め込まず、適度に隙間を空ける
・長期間使わない家電はコンセントを抜いておく

省エネ家電に買い換える

家電を省エネタイプのものに買い換えることも、長い目で見ると電気代の節約につながります。一般的に、家電の省エネ性能は年々改善されているため、古い家電を使い続けている場合は買い換えも検討しましょう。

また、照明をLEDに切り替えるのもひとつの方法です。LEDは白熱球や蛍光灯と比べて消費電力が小さいため、日常的に使用する照明をLEDに切り替えることで無理なく電気代を削減できます。LEDは白熱球や蛍光灯よりも販売価格が高いものの、耐用年数が長いことから長期的に見ると出費を抑えられるのです。

契約アンペア数を変更する

電気の契約アンペア数を変更することで、電気代を節約できる場合もあります。契約アンペア数とは、その世帯で使用できる電力の上限を表す数値です。東京電力の場合、アンペア数に応じて下記のように基本料金が変わります。

■東京電力の契約アンペア数ごとの基本料金
契約アンペア数 基本料金
10A 286円
15A 429円
20A 572円
30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円

※東京電力「従量電灯B・C」従量電灯B参照

二人暮らしに必要なアンペア数は、使用する電力によって異なります。一般的には一人暮らしであれば20A、二人暮らしなら30A、3人以上の世帯は40A以上で契約するケースが多いでしょう。

なお、契約アンペア数が生活実態にそぐわず小さすぎると、ブレーカーが頻繁に落ちるといった不便が想定されます。適切なアンペア数を見分けるポイントは、「同時に使用する家電の合計アンペア数」です。下記を参考に、一度に使用するアンペア数の最大値を試算した上で、契約アンペア数を検討してみてください。

<主な家電のアンペア数の目安>
・2A:ドラム式洗濯機(洗濯・脱水時)、掃除機(弱)、液晶テレビ
・2.5A:冷蔵庫
・5A:こたつ、プラズマテレビ
・5.8~6.6A:エアコン(起動時)
・8A:電気カーペット(3畳用)
・10A:掃除機(強)
・12A:ヘアドライヤー
・13A:食洗機、IHジャー炊飯器、ドラム式洗濯機(乾燥時)
・14A:アイロン
・15A:電子レンジ(30Lクラス)
・20~30A:IHクッキングヒーター

※東京電力「主な電気機のアンペア数の目安

契約中の料金プランを見直す

現在契約中の電気料金プランを見直すことで、電気代がお得になる場合はあります。夜間の電気料金が割安になるプランやオール電化専用プランに切り替えると、電気料金が時間帯によって変動するからです。

例えば、日中は仕事のため不在にしていることが多く、夜間を中心に電気を使用する場合、夜間の電気代が割安なプランを利用したほうが電気代を抑えられます。
また、家電のタイマー機能を利用し、食洗機や洗濯機を電気代が割安となる夜間にまとめて稼働させることも可能です。ライフスタイルに合った電気料金プランを選ぶことで、電気代は効果的に節約できるでしょう。

電力会社を切り替える

契約している電力会社の切り替えも、電気代の節約につながる可能性があります。2016年4月に電力の小売自由化がスタートして以降、契約する電力化会社は消費者が自分の意思で選べるようになりました。従来は居住地域ごとに契約する電力会社が決められていましたが、現在では地域を問わずさまざまな電力会社との契約が可能となっています。

各電力会社は、基本料金が割安なプランや時間帯によって電気代が無料になるプランなど、多種多様な料金プランを提供しているため、電気の使い方やライフスタイルに合ったプランを選ぶこともできます。また、多くの電力会社が公式サイトで電気料金シミュレーションを提供していますので、現状と比べてどのくらい電気代やお得になるかを確認してみてはいかがでしょうか。

HTBエナジーってどんな新電力?

二人暮らしでガス代を節約する方法

続いては、二人暮らしでガス代を節約する方法について見ていきましょう。ガスも電気と同様、使い方を工夫したり契約形態を変更したりすることで節約につなげることができます。下記のポイントを押さえて、ぜひ実践してみてください。

二人暮らしでガス代を節約する方法

ガスの無駄遣いをなるべく減らす

普段からガスの無駄遣いをできるだけ減らし、ガスの使用量自体を減らしていけばガス代は抑えられます。ガス代を無理なく節約するためのポイントは、下記のとおりです。

<ガスの無駄遣いを減らすポイント>
・給湯器の設定温度を低めにする
・お風呂の湯張りを湯船の6割程に設定する
・入浴時間帯は、できるだけ1世帯で同時間帯に集中させる
・調理時はガスコンロを「中火」で使用する
・ガスファンヒーターは帰宅直後のみ使用し、部屋が暖まればエアコンに切り替える
・少量のお湯は電気ケトルで沸かす

ガス会社を切り替える

都市ガスの小売は、2017年4月から自由化されています。電気と同様、契約するガス会社は消費者が自分の意思で選択できることから、ガス会社の切り替えによってガス代を抑えられる場合もあるのです。
また、転居の予定がある場合は、プロパンガスよりも都市ガスの供給エリアを選んだほうがガス代は割安になる傾向があります。

オール電化に移行する

オール電化に移行するのも、ガス代の節約につながる有効な方法です。オール電化専用の設備を導入する必要があるため初期投資は必要になりますが、長い目で見ると光熱費を抑えられる可能性は高いでしょう。
オール電化のメリットのひとつに、光熱費の基本料金を一本化できる点が挙げられます。家庭で使用するエネルギー源をすべて電気でまかなうため、光熱費の請求は電気代のみとなります。オール電化専用プランを活用すれば、さらに電気代を抑えやすくなるはずです。

オール電化に移行する場合、給湯器はエコキュートを導入するのが一般的です。エコキュートは夜間の電力を利用してお湯を沸かし、翌日の給湯に使用します。電気代が割安な時間帯に効率良く湯を沸かせるため、無理なく光熱費の節約が可能です。オール電化への移行が可能な住宅環境であれば、切り替えを検討する価値はあるといえます。

電気・ガスのセットプランに変更する

電気とガスのセットプランに契約を変更するのも、ガス代を効果的に節約する方法のひとつです。セット割引が適用されるなど、ガスを割安な料金で利用できる可能性があります。
例えばHTBエナジーの電気・ガスセットプランの場合、年間の光熱費が最大1万2,700円お得になります(※)。従来どおりの電気・ガスの使用量でも、光熱費を無理なく節約できる方法としておすすめです。

※東京電力エナジーパートナー「60A・月々500kWh使用」、東京ガス「月使用量が平均45m3」の場合

二人暮らしの光熱費にまつわる疑問をQ&Aで解消!

二人暮らしの光熱費にまつわる疑問をQ&Aで解消!

二人暮らしの光熱費に関して、よくある疑問をQ&Aにまとめました。疑問点や不明点を解消して、自分に合った方法を選んでいきましょう。

二人暮らしの平均的な光熱費は?

二人暮らしの電気代平均は9,183円/月です。水道光熱費合計である1万9,168円/月に占める電気代の割合は、47.9%となります。
また、二人暮らしの平均的なガス代は4,330円/月です。水道光熱費合計である1万9,168円/月に占める電気代の割合は、22.6%となっています。
ガス代は電気代ほど高くなく、水道光熱費に占める割合も電気代の半分以下であることがわかります。

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 年次 2021年」(2022年5月)

二人暮らしで電気代を節約する方法は?

二人暮らしで電気代を節約する方法は、「電気の無駄遣いをなるべく減らす」「省エネ家電に買い換える」「契約アンペア数を変更する」「契約中の料金プランを見直す」など、さまざまあります。「電力会社を切り替える」のも電気代節約につながる可能性が高いため、積極的に検討しましょう。

二人暮らしでガス代を節約する方法は?

二人暮らしでガス代を節約する方法としては、「ガスの無駄遣いをなるべく減らす」「オール電化に移行する」といった方法が考えられます。また、「電気・ガスのセットプランに変更する」という方法もガス代節約につながることがあるため、積極的に検討をしてみましょう。

【まとめ】二人暮らしの光熱費節約は電気事業者の切り替えも検討を

二人暮らしは一人暮らしと比べて光熱費がかさみやすく、電気代やガス代の節約を考慮しながら暮らしていく必要があります。無理なく光熱費を抑えるためにも、ぜひ今回解説してきたポイントを参考に、電気代・ガス代の節約を実践してみてください。

無理なく効果的に光熱費を抑えるには、契約する電気事業者を切り替えるのが楽であり、お得です。HTBエナジーでは、基本料金・電力量料金が最大5%オフになるプランや、電気代が毎日2時間無料になるプラン、昼間の電気代が2~11%割引になるオール電化専用プランなどをご用意しています。
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