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ガス代の値上げの理由は?家庭でできる節約法や値上げ状況を紹介

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ガス代の値上げの理由は?家庭でできる節約法や値上げ状況を紹介
ガス代が以前よりも値上がりしていると感じ、できるだけガス代を抑えて光熱費の節約につなげたいと考える方も多いのでは?でも、なぜガス代は値上がりしているのでしょうか。

今回は、ガス代が変動する理由や、ガス代の値上がりが続いている原因について、わかりやすく解説します。また、大手ガス会社の値上げ状況や、家庭でできるガス代節約法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ガス代が変動する理由

そもそも、なぜガス代は変動するのでしょう。まずは、その理由からご説明します。ガス代は次の計算式にもとづいて算出されています。

<ガス代の計算式>
ガス代=基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用料)
単位料金とは、従量料金単価に原料費調整額を加味した料金のことです。

都市ガスは液化天然ガス(LNG)、プロパンガスは液化石油ガス(LPG)からそれぞれ作られています。いずれの原料も大部分を海外から輸入しており、その調達価格は常に変動しています。
こうして、原料の調達コストの変動に応じて原料費調整額が変わるため、単位料金も変動するのです。つまり、従量料金が上がったり下がったりすることが、ガス代が変動する理由といえます。

ガス代の値上がりが続いている原因

昨今、ガス代の値上がりが続いていると感じる方も多いでしょう。その主な原因として、「原料費の高騰」と「政府の補助額半減」という2つの要素が挙げられます。それぞれ詳しくご説明します。

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原料費の高騰

ガス代の値上がりが続いている原因のひとつとして、ガスの原料費の高騰が挙げられます。ウクライナ情勢や円安などの影響でLNG価格の高騰が続き、結果として原料費調整額が加算されることで、ガス代が値上がりしているのです。

ですが、LNGの価格が上がれば原料費調整額も無制限に上がり続けるというわけではありません。各ガス会社は原料費調整額に上限を設定しているので、原料価格が大幅に上がったとしても、一定以上ガス代が上昇しない仕組みになっています。
一方で、昨今の急激な原料価格の高騰を受け、ガス会社によっては原料費調整額の上限設定を見直す動きも見られます。
原料費調整額の上限設定を変更する際には、ガス会社のWEBサイトにお知らせが掲載されるため、定期的に確認するのがおすすめです。

政府の補助額半減

日本政府は2023年1月以降の使用分より、「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による電気代・ガス代の補助を行ってきました。
具体的には、ガス1m3あたり30円を本来のガス代から差し引き、ガス代の値上がりに対応してきたのです。ですが、2023年9月分(10月請求分)からは補助額が半減し、ガス1m3あたり15円の補助となっています。これにより、一般家庭や企業に請求されるガス代が9月までと比べて高くなりました。

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大手ガス会社の値上げ状況は?

大手ガス会社4社は、いずれも値上げ傾向にあります。では、ガス代は実際にどの程度値上がりしたのでしょうか。各社の具体的なガス代の変化は次のとおりです。

東京ガス

東京ガスは、2024年1月検針分(2月請求分)より、単位料金を調整する旨を同社WEBサイトにて発表しています。値上げ額は東京地区等では1m3あたり1.16円、群馬地区では1m3あたり1.03円(いずれも消費税込み)です。

出典:東京ガス「原料費調整制度に基づく2024年1月検針分のガス料金について

大阪ガス

大阪ガスも、2024年1月検針分(2月請求分)より単位料金を調整する旨をWEBサイトにて伝えています。具体的な原料費調整単価の値上げ額は、1m3あたり1.16円です。標準家庭(ガス使用量30m3/月)における1ヵ月あたりのガス料金は、2023年12月までは5,887円だったのに対し、2024年1月は5,922円と35円の値上げとなります(いずれも消費税込み)。

出典:大阪ガス「2024年1月ガス料金の原料費調整について

西部ガス

西部ガスは、2024年1月検針分(2月請求分)より都市ガス料金単価を1m3あたり1.16円値上げする旨を公表しています。標準家庭(ガス使用量23m3/月)における1ヵ月のガス代は、2023年12月までと比べて27円高くなる計算です(いずれも消費税込み)。

出典:西部ガス「2024年1月検針分都市ガス料金の原料費調整について

東邦ガス

東邦ガスは、2024年1月検針分(2月請求分)より従量料金単価を1m3あたり1.07円値上げする旨を発表しています。標準家庭(ガス使用量31m3/月)の場合、2024年1月検針分と2023年12月検針分のガス代の差額は33円です(いずれも消費税込み)。

出典:東邦ガス「原料費調整制度に基づく2024年1月検針分のガス料金について

家庭でできるガス代値上がり対策

ガス代が値上がりする中、家庭でできるガス代節約法としては、どのようなものがあるでしょうか。ここでは、ガスを多く使用するキッチンとお風呂でできる有効な手段と、ガス代そのものを下げる方法をご紹介します。

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キッチン(ガスコンロ)でのガス代節約

キッチンでガスコンロを使用する際、ちょっとした工夫や心掛けひとつでガス代を節約できます。一例として、下記のような対策が効果的です。

<キッチンでガス代を節約する工夫>
・鍋底の水滴を拭いてから火にかける
・調理は主に「中火」で行い、鍋底から炎がはみ出さないようにする
・鍋を火にかけるときは、蓋をして熱が逃げにくくする
・お湯は必要な量だけ沸かし、水からではなく給湯器のお湯を沸かす
・沸騰したらすぐに火を止める

一つひとつはわずかな心掛けですが、毎日積み重ねることで、年間で大幅なガス代節約につながる可能性があります。これらのガスコンロの使い方を習慣化していきましょう。

お風呂でのガス代節約

お風呂も、家庭で多くのガスを使用するもののひとつです。下記のような対策を講じることにより、ガス代の節約につながる効果が期待できます。

<お風呂でガス代を節約する工夫>
・浴槽からあふれないように湯張り量を調整する
・家族の入浴時間を集中させる
・入浴時以外は浴槽に蓋をする
・お風呂、シャワーの設定温度を下げる
・シャワーをこまめに止め、出しっぱなしにしない

お風呂においてもキッチンと同様、毎日ガスを使用することから、このようなわずかな工夫でガス代を節約できます。ガスの使用量だけでなく水道使用量を抑えることにもつながるため、トータルで見ると水道光熱費の削減効果は決して小さくないはずです。

ガス会社・ガス料金プランの切り替え

契約するガス会社・ガス料金プランそのものを切り替えることも、ガス代を抑える上で効果的な方法です。現在契約しているガス会社よりも、お得な料金でガスを使用できるプランがあれば、切り替えを検討してみるのがおすすめです。

また、電気とガスをセットで申し込むと、割引が適用されるプランもあります。そうしたプランなら、光熱費をトータルで抑えることが可能です。毎日使うガスを、よりお得な料金プランへ切り替えてみてはいかがでしょうか。

ガスの値上げについての疑問をQ&Aで解消!

ガスの値上げについての疑問をQ&Aで解消!

ガスの値上げについて、よくある疑問をQ&Aにまとめました。ガス代の値上げの理由や効果的な対策を知り、ガス代の節約にお役立てください。

Q. ガス代はなぜ変動するのですか?

ガス代は、「基本料金+従量料金」で構成されています。このうち、従量料金は「単位料金×ガス使用量」で算出されますが、単位料金には「原料費調整額」が加味されているため、原料の調達コストが高騰すると従量料金も上がるのです。
日本は都市ガスの原料である液化天然ガス(LNG)やプロパンガスの原料である液化石油ガス(LPG)の大部分を海外から輸入しています。そのため、調達する際の価格に応じてガス代を調整せざるをえないのが実情です。

Q. ガス代が値上がりしているのはなぜですか?

ガス代が値上がりしている主な理由として、原料費の高騰と政府の補助額半減が挙げられます。原料費が高騰している要因は、ウクライナ情勢や円高などの影響でLNG価格が高騰していること。ガスの原料の調達コストが上がっているため、ガス代が値上がりしています。

政府の補助額とは、「電気・ガス価格激変緩和対策事業」として2023年1月検針分より講じられてきた補助のことを指します。2023年8月検針分までは、1m3あたり30円が本来のガス代から差し引かれていました。ところが、2023年9月検針分(10月請求分)より補助額が半減し、1m3あたり15円となったのです。そのため、2023年10月請求分より一般家庭や企業に請求されるガス代が、9月までと比べて値上がりしています。

Q. 家庭でできるガス代値上がり対策にはどのようなものがありますか?

家庭でできるガス代の値上がり対策としては、ガスを多く利用するシーンで、使用量をできるだけ抑えることが大切です。例えば、キッチンでは鍋底の水滴を拭いてから火にかける、調理は主に「中火」で行う、鍋に蓋をして熱が逃げにくくするといった工夫が効果的。お風呂では、家族の入浴時間を集中させる、入浴時以外は浴槽に蓋をするといった心掛けにより、ガス代を節約できるでしょう。

また、契約するガス会社やガス料金プランを見直すのも有効な節約方法です。現在契約しているガス会社よりもお得な料金でガスを使用できるプランを選んだり、電気とガスをセットで申し込むと割引が適用されるプランを選んだりすることで、無理なくガス代を節約できます。

【まとめ】値上げの続くガス代対策に、ガスと電気のセット割がおすすめ

ガス代が値上がりしている背景には、原料費の高騰や政府の補助額半減といった要因があります。ガス代は世界情勢や円安などの影響により変動することから、各家庭でガスの値上がり対策を講じていくことが大切です。

ガス代の値上がり対策としてガス会社の切り替えを検討している方には、HTBエナジーのセット割がおすすめです。これは、電気とガスをセットで申し込むと、毎月の光熱費が102円、年間で1,224円お得になるプランで、毎月のガス代についても一般料金から割引した価格でご利用いただけます。
ガス代がどの程度抑えられるか、ぜひ公式サイトの「料金シミュレーション」をお試しください。

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