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夏場の電気代高騰はこう乗りきる!電気代の料金計算方法と節約術

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夏場の電気代高騰はこう乗りきる!電気代の料金計算方法と節約術
真夏のおうち時間を快適に楽しむうえでは、冷房の存在が欠かせません。しかし、快適さを追求したがゆえに電気代が想像以上に跳ね上がってしまうケースもあるでしょう。2020~2021年シーズンの冬のように外的要因によって電気代の相場が高くなることが今後も起こる可能性も否定できません。

電力使用量の増加による電気代高騰が懸念される中で、悠々自適にクーラーを使い続けることによって電気代が家計を圧迫して生活が苦しくなる恐れもあります。そうした事態を回避するためにも、夏場のエアコン使用による電気代高騰を防ぐことが大切です。今回は電気代が高くなる意外な要因を解説。エアコンの電気代を上手に抑える数々のテクニックも紹介します。

驚愕の新事実!エアコンの電気代が高くなる意外な要因とは

エアコンの節約術として多くの家庭で実践しているやり方がいくつかあるのではないでしょうか。しかし、そうした一般的に節約につながると考えられるいくつかの常識は、実は間違っている恐れがあります。間違った知識で電気代高騰を招かないためにも、夏場の電気代が高くなる意外な要因を3つ紹介します。

1.節約のためにエアコンをこまめにオンオフする

エアコンにおいても、暖房はこまめなオンオフが電気代の節約になりますが、冷房の場合は逆効果なのはご存知でしょうか。冷房は起動時にもっとも電力消費量が多くなり、室温が設定温度になると電力消費量が少なくなる仕組みです。したがって、何度もオンオフせずに連続運転させたほうが電気代を安くできると考えられます。

2.節約のために設定温度をこまめに変える

電気代の節約のために設定温度をこまめに変えるのも実はNGです。エアコンは設定温度を変える度に消費電力量が大きく上がり、電気代も高くなる傾向にあります。それよりも、エアコンが自動で室温を調節する自動運転にしたほうが電気代を安く抑えられます。

3.節約のために冷房を使わず除湿にしている

除湿機能でも冷房より電気代が高くなる場合があります。設定の「再熱除湿」は一度冷やした空気を再度暖めるために多くの電力を消費し、その分電気代は冷房より高くなります。ただ、同じ除湿でも「弱冷房除湿」は冷房よりも電気代を安く抑えられるので、気温が高くない日にはおすすめです。

上記の3つの方法は、無意識に電気代節約のために実践している方もいるでしょう。しかし、どれも夏の電気代を高める要因となる恐れがあるだけに注意してエアコンの運用をすることが大切です。

ある程度予測がつく?電気代の計算方法とは?

エアコンの節約術に関する誤った認識を正した後は、この夏にエアコンの電気代がいくらかかるかを予測してみましょう。そのためには、目安となる「エアコンの年間電気代」と「エアコンの1時間あたりの電気代」を知ることが不可欠です。それぞれの数値の計算方法について説明します。

1.エアコンの年間電気代

夏のエアコンの電気代は、「エアコン(冷房)の年間電気代」として以下の式で算出します。

エアコン(冷房)の年間電気代=期間消費電力量(kWh)×電気代単価(円)

ここで言う「期間消費電力量」とは、エアコンを1年間使った場合の消費電力量のことです。エアコンの取扱説明書には「冷暖房」「冷房」「暖房」それぞれの期間消費電力量が記されているので、計算には冷房の期間電力消費量を使いましょう。また、「1kWhあたりの電気料金」は、1kWh(キロワットアワー)の電化製品を1時間使った場合の電気代です。こちらは契約中の電力会社や契約プランの名前で検索すればすぐに把握できます。

2.1時間あたりのエアコンの電気代

「1時間あたりのエアコンの電気代」は以下の式で計算します。

1時間あたりの電気代=エアコンの消費電力(kW)×電気代単価(円)

エアコンの消費電力は取扱説明書に記されています。また、電気代単価の調べ方は1と同じです。上記の計算式に基づいて数値を出せば、おおよその電気代を算出できます。

これらの計算式で算出した数値を参考に、エアコンの設定や使い方を見直してみましょう。そうすることで、夏の電気代を節約できる可能性は高くなるはずです。

エアコンの設定以外でもできる!賢い電気代節約法

夏の電気代の節約は、エアコンの設定や使い方だけの見直しにとどめてはいけません。部屋全体を適温に保つことや、稼働効率を上げるための対策も必要です。「エアコンの効きが悪いな」と思う場合は、以下の方法を試してみましょう。

1.フィルターを掃除する

エアコンの設定や使い方を見直しても稼働効率が悪いと感じる場合は、フィルターにホコリが詰まって通気が悪くなっている恐れがあります。2週間に一度はフィルターの掃除を行い、エアコンの通気を良くしましょう。また、室外機の裏につくホコリも稼働効率を悪くする要因となります。こちらもホコリなどの付着を確認しながらこまめに掃除しましょう。

2.サーキュレーターを併用する

エアコンの効きが悪いと感じる大きな要因として、部屋の場所によって温度が違うことが挙げられます。その問題はサーキュレーター(扇風機)を併用して空気を循環させて室温を均一にすることで解決できます。また、サーキュレーターの使用によって電気代がプラスでかかりますが、エアコンの稼働効率が良くなることでトータルの電気代を抑えられる可能性も高いと言えるでしょう。

3.窓の断熱を行う

屋外から入る熱気もエアコンの稼働効率を悪くします。その場合は窓際に遮光や断熱の効果があるカーテンなどを取りつけ、屋外からの熱気を防ぐのがおすすめです。

すぐに実践できるちょっとした工夫を施すだけでも、エアコンの稼働効率を高められる可能性があります。まだどれも試していない場合は、上記の対策を行うことでエアコンの電気代節約に努めましょう。

【まとめ】事前のシミュレーションでこの夏のエアコン電気代の目安数値を算出しよう

夏のエアコンの電気代は、以上で紹介した計算方法である程度シミュレーションできます。クーラーの使用によって電気代がかさむ前にシミュレーションを行い、今夏のエアコン電気代の目安となる数値を算出してみましょう。もし、そのような計算が苦手な場合はHTBエナジーにご相談ください。

HTBエナジーではそうした電気代のシミュレーションもスマホで簡単!お電話での相談も承っています。実は電力会社の切り替えには4週間ほどかかります。夏が来る前にシミュレーションと電力会社の切り替えを済ませれば、夏の電気代をぐっと安く抑えることも夢ではないでしょう。



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