オール電化で賢く節約する方法とは?電気代を比較検証してみた
調理・給湯・冷暖房など、日常生活を送るうえでさまざまなエネルギーが必要です。以前までは用途によって電気・ガスと動力源が明確に分けられていましたが、現在では電気だけで生活をまかなう「オール電化」という選択肢があります。電気だけで生活が送れるのだから、それは非常に便利だと言えるでしょう。
しかし、「オール電化にすると電気代が高くなるのでは?」という懸念があり、なかなかオール電化に踏み切れない家庭も多いようです。本記事では、かかる電気代を検証するなど、オール電化に関するさまざまな疑問に回答します。また、オール電化を導入するにあたってチェックすべきポイントについても紹介します。
しかし、「オール電化にすると電気代が高くなるのでは?」という懸念があり、なかなかオール電化に踏み切れない家庭も多いようです。本記事では、かかる電気代を検証するなど、オール電化に関するさまざまな疑問に回答します。また、オール電化を導入するにあたってチェックすべきポイントについても紹介します。
目次
お得か気になる!世帯人数別オール電化住宅の電気代
オール電化なら電力だけで家の調理・給湯・冷暖房などをすべてまかなえますが、それによって電気代がいくらになるかは気になるポイント。オール電化の実態を探るために、オール電化住宅の料金目安を確認してみましょう。1人暮らしの場合
まずは1人暮らしの電気代から。オール電化の場合の電気使用量を「約287kWh/月」、ガス併用の場合の電気使用量を「約186kWh/月」、ガス使用量を「約15㎥/月」と仮定して、1ヶ月の料金を比較してみます。【条件】
・アンペア数30A
・集合住宅
・契約プラン
オール電化:HTBエナジー「ぜんぶでんき」
電気+ガス:HTBエナジー「セットプラン」
<オール電化とガス併用の料金比較(1人暮らし)>
オール電化 | ガス併用 | |
---|---|---|
電気代 | 7,468円 | 4,789円 |
ガス代 | 0円 | 2,850円 |
合計 | 7,468円 | 7,639円 |
オール電化でもガス併用でも、トータルの料金はほとんど変わらないことが分かります。オール電化は夜間に電気を使うと安くなるプランを出している会社が多いです。そのため、夜型で夜間に電気を多く使う人は、オール電化の方がお得になる可能性が高いでしょう。
4人家族の場合
次に、4人家族の場合に移ります。オール電化の場合の電気使用量を「約660kWh/月」、ガス併用の場合の電気使用量を「約440kWh/月」、ガス使用量を「約40㎥/月」と仮定して、1ヶ月の料金をガス併用の場合と比較してみます。【条件】
・アンペア数50A
・一戸建て
・契約プラン
オール電化:HTBエナジー「ぜんぶでんき」
電気+ガス:HTBエナジー「セットプラン」
<オール電化とガス併用の料金比較(4人家族)>
オール電化 | ガス併用 | |
---|---|---|
電気代 | 16,630円 | 12,117円 |
ガス代 | 0円 | 6,086円 |
合計 | 16,630円 | 18,203円 |
子供が生まれ家族が増えると、日中の在宅時間が増えて生活スタイルが変わります。家庭によって電気の使用量は異なるので一概には言えませんが、オール電化の方がトータルの料金が安くなる傾向にあるようです。
素朴なギモンにお答え!オール電化Q&A
比較結果から分かるように、世帯人数が増えるとオール電化の導入によって光熱費が安くなる可能性が高いと言えます。しかし、オール電化を導入していない方にとっては、一歩踏み出すためにはまだまだ不安に思うところもあるでしょう。そこで、オール電化導入前に多くの方が抱く3つの疑問をQ&A形式で回答しています。Q1:北海道地域などエリアで電気代は変わる?
エリアよりも契約する電力会社のプランによって電気代が変わると言ったほうが正しいかもしれません。たとえば、寒冷地にある北海道電力のオール電化向けプラン「eタイム3プラス」は、夜間(22時~翌8時)に電力量料金の単価が日中の約半分~3分の1になります。また、ヒートポンプ式給湯機や暖房機、ロードヒーティングを使用する家庭向けの「暖房融雪割引」もあります。そうした電力プランを利用すればどのエリアでも電気代を安く抑えることは可能です。Q2:電気代が高い冬場の価格はどれくらい?
家計調査報告によれば、2020年の冬(1~3月)の平均電気代は1万2,845円、夏(7~9月)の平均電気代は9,817円。約3,000円冬の電気代が高くなっています。オール電化住宅の電気代はそれより3,000~5,000円高くなると考えられます。節約する方法は?オール電化に特化したおすすめプラン
家で使うエネルギーが全部電気になれば、当然ながら電気代は上がります。それに伴い、電力プラン自体の見直しが必要となるケースが多いでしょう。電力各社ではそれを見込んでお得なオール電化プランをリリースしているので、下記のチェックポイントをもとにどのプランを選ぶと得なのかを事前に確認しておきましょう。ポイント1:「我が家のライフスタイル」に適した電力プランか?
これが電力プランを選ぶうえでもっとも重要なポイントです。たとえば、家族が日中家にいることが多いオール電化住宅において、夜間の電気代が安くなる電力プランにすると電気代が高くなってしまいます。その場合は日中の電気代が安くなる電力プランや、電力会社への切り替えることで電気代を節約できます。ポイント2:「基本料金」はいくらか?
毎月の固定料金となる「基本料金」は、電力会社によって大きく異なります。電力会社の変更などでここを安くできれば、恒常的に毎月の電気代を節約できます。ポイント3:「従量料金の単価」はいくらか?
使用電力量によって変わる「従量料金」も、1kwhあたりの単価が安い電力プランを選ぶとさらに電気代を節約できます。オール電化を検討している場合は、これらのチェックポイントを踏まえたうえで、電力プランを見直すことをおすすめします。契約する電力会社やプラン内容で月々の電気代が大きく変わる可能性があるので、しっかり吟味することが大切です。
【まとめ】オール電化にするならHTBエナジーのぜんぶでんきに
電力プランを見直すにあたっては、現在契約中の電力会社以外のオール電化向けプランもチェックするのがおすすめです。電力各社では多種多様なオール電化向け電力プランを展開しています。ただ、オール電化向け電力プランは夜間の電気料金が安いものが多いので、日中の電気消費量が多い家庭では電気代が高くなりがちなのが難点だと言えます。その場合は日中の電気代が安いプランへの切り替えを検討しましょう。そこでおすすめなのがHTBエナジーの「ぜんぶでんき」です。
「ぜんぶでんき」は、一般電気事業者と比較して、東京、中部、九州地方で昼間の従量料金単価が2%割引、関西地方で、従量料金単価が6%割引、四国地方で、従量料金単価が11%割引になるため、電気消費が増えている家庭にはぜひおすすめしたいプランです。
HTBエナジーではスマホでの電気代シミュレーションやお電話での相談も可能です。オール電化で電気代をお得にしたい方はぜひ一度HTBエナジーにご相談ください。
お住まいがオール電化住宅の場合やオール電化への移行をお考えの場合は、ぜんぶでんきがおすすめです!
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