扇風機の電気代や消費電力はいくら?エアコンとの比較や節約術を紹介
更新日:2026/10/06
公開日:2024/07/23
目次
扇風機の電気代と消費電力の目安

【家電の電気代・基本の計算式】
電気代=1時間あたりの消費電力(W)×0.001×31円(※)
※公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価
電化製品の電気代は、消費電力によって変動します。基本的な計算式は上記の通りです。製品の消費電力(W)をkWに直すため0.001を掛け、さらに使用時間と目安単価の31円を掛け合わせて算出します。
たとえば、20Wの扇風機を1時間使うと、20W×0.001×1時間×31円=0.62円の電気代がかかる計算です。
扇風機の消費電力と電気代の1時間・1日・1ヵ月の目安
| 稼働時間 | 弱風(30W) | 中風(40W) | 強風(50W) |
|---|---|---|---|
| 1時間 | 0.93円 | 1.24円 | 1.55円 |
| 1日(24時間) | 22.32円 | 29.76円 | 37.20円 |
| 1ヵ月※ | 223.20円 | 297.60円 | 372.00円 |
※1日8時間・30日分で算出
扇風機(ACモーター)の消費電力は機種や風量設定によって異なりますが、30〜50Wが目安です。風量調整機能が付いている製品では、風量が強くなるほど消費電力も増えます。
弱風(30W)から強風(50W)まで調整できる機種を例に、各稼働時間における電気代の目安は上記の通りです。強風(50W)で使用しても電気代は1ヵ月372円であり、エアコンなどと比べると低く抑えやすいといえるでしょう。
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おトクなクーポンが使える!扇風機とそのほかの冷房器具との電気代の違い
扇風機はほかの冷房器具と比べてどれくらい電気代に差があるのでしょうか。ここでは、エアコンやサーキュレーターとの電気代の違いについてご紹介します。
エアコンとの違い
| 運転時間 | 扇風機・強風(50W) | エアコン・8畳用(700W) | |
|---|---|---|---|
| 帰宅時のみ | 約1時間 | 2円程度 | 22円程度 |
| 帰宅~寝るまで | 約5時間 | 8円程度 | 109円程度 |
| 寝ている間ずっと | 約8時間 | 12円程度 | 174円程度 |
| 1日中つけっぱなし | 約24時間 | 37円程度 | 521円程度 |
| 1ヵ月※ | 約240時間 | 372円程度 | 5,208円程度 |
※1日8時間・30日分で算出。数値は四捨五入して記載。
扇風機とエアコンの電気代を比較した表は上記の通りです。この表では例として扇風機を50W、エアコンは8畳用で700Wの消費電力と仮定しました(実際のエアコンの消費電力は機種・室温・設定温度・運転状況によって変動します)。
機器の性能や環境によっても多少の差は生じますが、一般的に扇風機はエアコンよりも電気代を低く抑えやすい傾向にあります。上記の例では、1ヵ月分の電気代の差は4,836円であり、見逃せない数字です。
サーキュレーターとの違い
機種によって異なりますが、サーキュレーターは20〜30W前後、扇風機は10〜37W程度と同程度の消費電力のため、電気代もほぼ同程度です。
実際、扇風機とサーキュレーターは同程度の消費電力の製品もあります。そのため、部屋の空気を循環させたいのか、人に直接風を当てたいのかなど、用途に合わせて使い分けることが大切です。
ライフスタイルに合わせて選べる
充実の電気料金プラン扇風機で電気代を節約しながら快適に過ごすための4つの方法

扇風機を活用し電気代を節約する方法を解説します。室内での快適さを保ちながら、電気代を節約するコツをマスターしましょう。
DCモーター搭載の扇風機を使用する
電気代を節約するには、消費電力が抑えやすいDCモーターの扇風機を選ぶ方法があります。DCモーター搭載の扇風機は、消費電力が小さい製品を選べばACモーターの扇風機と比較して電気代を抑えやすく、長時間使うほど節約につながりやすいといえます。
製品価格はやや高めですが、使用頻度や製品価格によっては、長く使うことで電気代の差を実感しやすいでしょう。
| 項目 | DCモーター | ACモーター |
|---|---|---|
| 特徴 | 直流の電力を使用する | 交流の電力を使用する |
| 消費電力 | 小さい | 比較的大きい |
| 機能性 | 細かい風量の調整ができる | 機能は少なくシンプル |
| 使い心地 | 静音性が高い | 操作音や運転音が大きめ |
| 本体価格 | 比較的高い | お手頃 |
エアコン(クーラー)と併用する
設定温度を上げて扇風機を併用することで電気代を節約しながら快適な室温を保てます。これは、扇風機を併用することで体感温度が下がり、エアコンの設定温度を上げても快適に過ごしやすくなるからです。
一般的にエアコン(クーラー)の設定温度は、1℃上げると消費電力量が約13%下がるといわれています。
参考:環境省「エアコンの使い方について」
扇風機を置く場所や向きを工夫する
扇風機は、置く場所や向きを工夫すると、風を効率よく届けつつ室内の空気を循環させやすく、快適さと節約の両立に役立ちます。身体の同じところにずっと風が当たる場所には置かないことが大切です。とくに寝る時に身体の同じ部分に風が当たり続けると、身体が冷えすぎて不快に感じる場合があります。
エアコンと扇風機を併用する際は、冷気の流れや部屋の形に合わせて扇風機の向きを調整し、部屋の空気を循環させやすくしましょう。
電力会社や契約プランを切り替える
電力会社や契約プランを切り替えると、扇風機の使い方を変えずに電気代の単価そのものを見直せます。生活スタイルを変えずに、基本料金や電力量料金を見直せる可能性があります。自身のライフスタイルに最適な会社を選ぶことは、夏場の電気代を抑えるための選択肢の一つです。
ライフスタイルに合わせて選べる
充実の電気料金プラン扇風機の電気代に関するQ&A
扇風機を効率よく使用するにあたり、電気代や使い方の疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ここでは、日々の暑さ対策に役立つ4つのよくある質問について分かりやすく解説します。
Q.扇風機は1日中つけっぱなしでも電気代は高くならない?
A.扇風機を1日中つけっぱなしにした場合の電気代は、消費電力20Wの機種では約15円、50Wの機種では約37円が目安です。エアコン(700W)を1日中つけっぱなしにすると500円以上の電気代がかかることを考えると、扇風機はつけっぱなしでも費用を抑えやすいといえます。
Q.羽根のない扇風機は電気代が高いって本当?
A.羽根のない扇風機は、一般的な羽付き扇風機に比べて消費電力がやや高い製品もあります。とくに、空気清浄機能や温風機能を備えた多機能モデルでは、送風のみの羽付き扇風機より電力を必要とする場合があるため、事前に消費電力を確認しましょう。
Q.古い扇風機を使い続けると電気代は高くなる?
A.古い扇風機を使い続けると、モーターや部品の劣化により、運転効率が落ちて電気代が高くなる場合があります。最新の省エネ家電と比べて消費電力が高い製品もあるため、長年使い続けている場合は買い替えを検討するのがおすすめです。
Q.「強風」と「弱風」で電気代はどのくらい変わる?
A.強風を50W、弱風を30Wの製品で計算すると、1時間あたりの電気代の差は約0.62円です。1ヵ月(1日8時間・30日使用)では148.8円の差が生じます。
ライフスタイルに合わせて選べる
充実の電気料金プラン扇風機を活用して電気代を節約しながら快適な夏を過ごそう
扇風機の電気代を正しく把握し、エアコンと上手に併用することが夏の節電へとつながります。ACモーターやDCモーターの特徴を理解し、風量や設置場所を工夫して無駄な電力消費を抑えることが大切です。家電の使い方を見直すとともに、固定費の根本的な削減を目指しましょう。
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