クーラーとエアコンの違いを比較!冷房器具ごとの電気代の目安も紹介
目次
クーラーとエアコンの違いは?

| クーラー | エアコン | |
|---|---|---|
| 機能 | 冷房のみ | 冷房・暖房・除湿など多機能 |
| 使う季節 | 主に夏 | 一年中 |
| 現在の普及 | 家庭用は主流ではない | 主流 |
クーラーとエアコンの大きな違いは、搭載されている機能です。一般に、クーラーは冷房専用機、エアコンは冷房に加えて暖房や除湿などにも対応する機器を指します。なお、かつては家庭でも冷房専用の「ルームクーラー」が使われていたため、現在でもエアコン全般を「クーラー」と呼ぶことがあります。
エアコンは、正式には「エアーコンディショナー」です。本来は室内の空気環境を整える機器を指し、製品によっては冷房・暖房・除湿などの機能を備えています。そのため、冷房専用の機器を区別して「クーラー」と呼ぶことがあります。
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| スポットクーラー | ポータブルエアコン | 窓用エアコン | |
|---|---|---|---|
| 設置場所 | 床置きできる場所 | 床置きできる場所(持ち運びしやすい製品もある) | 窓がある場所 |
| 向いている用途 | キッチンやガレージなど一部分を強力に冷やしたい場合に向いている | 部屋全体をゆるやかに冷やせる小さめの部屋向き | 部屋全体をゆるやかに冷やせる小さめの部屋向き |
| 冷却方式 | 本体背面や排気ダクトから熱風を室外に排出 (排気ダクトを窓の外に出せば、熱を外に逃がせる) |
本体内で熱交換発生した熱は本体背面から窓の外へ直接排気 | |
| 動作音 | コンプレッサー内蔵のため大きめ | ||
部屋全体を冷やす壁掛けエアコン以外にも、さまざまな冷房器具が存在します。ここでは代表的な3種類をご紹介します。
なお、スポットクーラーとポータブルエアコンは、メーカーによって呼び方や仕様の整理が異なる場合があります。本記事では、局所冷却向きのものをスポットクーラー、移動しながら部屋で使いやすいものをポータブルエアコンとして整理します。
スポットクーラー
スポットクーラーは、工事不要で好きな場所に設置できる移動式の冷房器具を指します。本体から冷風を出しますが、構造上、排熱を室内に放出しやすいため、壁掛けエアコンと比較すると部屋全体の温度を下げる能力は控えめです。
ポータブルエアコン
ポータブルエアコンは、一般的には工事不要で移動しやすい冷房器具を指します。持ち運びやすい製品もあり、脱衣所や作業スペースなど場所を移して使いたいケースでも便利です。自由に移動できる一方で、排熱ダクトを窓などに固定して室外へ熱を逃がす手間が必要な点は、壁掛けのエアコンと大きく異なる特徴です。
窓用エアコン
窓用エアコンは、窓枠に直接本体を固定して使用する冷房器具です。壁に配管用の穴が開いていなくても自分自身で設置できる点が、通常のエアコンとの大きな違いといえます。ただし、冷やすためのコンプレッサーが室内の本体に内蔵されているため、壁掛けタイプに比べると運転時の動作音が大きくなる傾向が見られます。
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充実の電気料金プラン【種類別】主な冷房器具の電気代の目安
| 冷房器具 | 消費電力の目安 | 1時間あたりの電気代 (31円/kWh) |
|---|---|---|
| エアコン (壁掛け・6畳前後の例) |
約400~600W | 約12.4~18.6円 |
| スポットクーラー | 約600~1,100W | 約18.6~34.1円 |
| ポータブルエアコン(移動式) | 約600~800W | 約18.6~24.8円 |
| 窓用エアコン | 約500~700W | 約15.5~21.7円 |
※「31円/kWh」で計算
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価
各器具の電気代は、消費電力の大きさや運転の仕組みによって変わります。一般に、壁掛けエアコンは省エネ性能の高い機種が多く、部屋が冷えたあとは消費電力を抑えて運転しやすい傾向があります。
一方、スポットクーラーやポータブルエアコンは、設置のしやすさに優れる反面、使う環境によっては効率が下がりやすく、結果として電気代が高くなる場合があります。導入コストだけでなく、使用時間や使う部屋に合った機種かどうかもあわせて確認するのがおすすめです。
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夏の暑さをしのぎつつ電気代を抑えるには、冷房器具そのものだけでなく使い方や設置環境を見直すことが大切です。ここでは、効率よく部屋を冷やし、消費電力を節約するための4つのポイントを紹介します。
室内に熱を入れない
窓や壁からの熱の侵入を抑えると、室温の上昇を防ぎ、冷房効率が安定します。日射を減らせば冷房の負荷が下がり、どの冷房器具でも電気代を抑えやすいです。窓からの直射日光を遮り、扇風機を併用して温度ムラをなくしましょう。移動式や窓用タイプの器具は、窓まわりのすき間をしっかり塞ぐことが重要です。
- 【具体的にできること】
- ・エアコンの効きを良くするために、窓からの直射日光を遮る
- ・扇風機やサーキュレーターを併用して、部屋の温度ムラを抑える
- ・移動式エアコンや窓用エアコンは、窓まわりのすき間を塞いで外気の侵入を防ぐ
冷気を部屋全体に行き渡らせる
冷気が一部に溜まらないように空気を循環させると、設定温度を上げても涼しく感じられ、節電に貢献します。室内の空気を均一に混ぜることで、効率が安定し冷やしすぎを防げます。扇風機などで冷気を部屋全体に行き渡らせましょう。エアコンの風向きを上向きにしたり、スポットクーラーの向きを調整して偏りを防いだりするのも有効です。
- 【具体的にできること】
- ・扇風機やサーキュレーターを併用して冷気を部屋全体に行き渡らせる
- ・エアコンの風向きを上向きにして、冷気が床に溜まらないようにする
- ・スポットクーラーを使う場合は、冷風の向きを調整して偏りを防ぐ
排熱しやすい状態を保つ
放熱部分をふさがず、熱がスムーズに外へ逃げる状態を保つと、冷却効率の低下を防ぎやすくなります。排熱が室内に戻らないようにすることも効率維持には重要です。室外機まわりに物を置かず、移動式エアコンのダクトやすき間をしっかり密閉しましょう。
窓用エアコンの場合も、窓枠のすき間をしっかりふさぎつつ、本体まわりの通気を妨げないようにしてください。
- 【具体的にできること】
- ・エアコンの室外機まわりに物を置かず、風通しを確保する
- ・移動式エアコンは排熱ダクトのすき間を塞ぎ、熱が室内に戻らないようにする
- ・窓用エアコンは窓枠のすき間をしっかり密閉する
吸気・排気の通り道を確保する
フィルターや吸気口が詰まると風量が落ち、冷却効率の低下を招きます。定期的な清掃で空気の流れをスムーズに保つと、必要以上の電力を使わずに済みます。エアコンやスポットクーラーのフィルターをこまめに掃除しましょう。窓用やポータブルタイプも吸気口のホコリを取り除き、本来の冷房性能を維持することが大切です。
- 【具体的にできること】
- ・エアコンのフィルターを定期的に掃除する
- ・窓用エアコンやポータブルエアコンの吸気口のホコリを取り除く
- ・スポットクーラーのフィルターも定期的に清掃して風量を確保する
ライフスタイルに合わせて選べる
充実の電気料金プランクーラーとエアコンの違いに関するQ&A
クーラーとエアコンの違いについて、よくある疑問をまとめました。それぞれの特徴や電気代の差を理解し、用途にぴったりの冷房器具を選ぶための参考にしてください。
Q.車のクーラーと家庭用エアコンはどう違う?
A.車の冷房も家庭用エアコンも、室内の熱を外へ逃がして冷やすという基本的な仕組みは同じです。一方で大きな違いは暖房の仕組みで、家庭用エアコンは1台で冷房と暖房を切り替えて使えるのに対し、車は車種によって暖房の仕組みが異なります。
Q.クーラーとエアコンは電気代に差がある?
A.電気代は機種や使い方で変わりますが、一般に壁掛けエアコンは省エネ性能の高い機種が多く、1時間あたりの電気代も抑えやすい傾向があります。一方、スポットクーラーやポータブルエアコンは、使う環境によっては電気代が高くなる場合があります。
Q.窓用エアコンと壁掛けエアコンは冷え方に違いがある?
A.壁掛けエアコンは高い位置から部屋全体を効率よく冷やせますが、窓用エアコンは壁掛けエアコンに比べると適用範囲が限られることが多く、特定の狭い個室向きです。ただし、窓用エアコンは工事不要で即日使えるという、壁掛けにはない利便性があります。
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おトクなクーポンが使える!ライフスタイルに合った冷房器具を選んで夏を快適に
クーラーとエアコンの違いは、一般にクーラーが冷房専用、エアコンが冷房に加えて暖房や除湿にも対応する点にあります。部屋全体を効率よく冷やしたいなら壁掛けエアコン、工事不要で使いたいなら窓用エアコンや移動式タイプなど、重視したいポイントによって向く機種は異なります。特徴や電気代の目安を比較しながら、自分の暮らしに合う冷房器具を選びましょう。
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