冷風機(冷風扇)の電気代は高い?安い?エアコンとの違いを解説
目次
そもそも冷風機(気化式冷風機)とは?
冷風機は、水が蒸発する際の「気化熱」を利用してひんやりした風を送る仕組みの家電です。スポットクーラーと区別するため「気化式冷風機」と呼ばれることもあります。
水を含ませたフィルターに風を通すことで、常温の風よりもやや涼しく感じやすい空気を送り出します。エアコンのように冷媒を使って部屋全体の温度を下げる仕組みではないため、広い空間を一気に冷やす用途には向きません。そのぶん、工事不要で使いやすく、電気代を比較的抑えやすいのが特徴です。
とくに、在宅ワーク中のデスク周りや、入浴後の脱衣所、キッチンなど、限られた場所だけを涼しくしたい場面では使いやすいでしょう。
冷風機とエアコン・扇風機との違い
| 冷風機 | エアコン | 扇風機 | |
|---|---|---|---|
| 仕組みと特徴 | 気化熱を利用して 風を冷やす |
熱交換器と冷媒ガスで 空気を冷やす |
羽根を回転させて 空気を循環させる |
| 風の温度 | 室温よりやや低く 感じやすい |
設定温度に 応じた冷風 |
室温と同じ (常温) |
| 冷却範囲 | 本体の正面など 局所的 |
部屋全体 | 風が届く範囲 |
| 工事の有無 | 不要 | 基本的に必要 | 不要 |
| 電気代 | 一般的に エアコンより安い |
3つの中で 高くなりやすい |
3つの中で 最も安い |
冷風機は、扇風機より冷たさを感じやすく、エアコンより電気代を抑えやすいのが魅力です。ただし、エアコンのように室温そのものを下げる家電ではありません。そのため、「エアコンの代わり」と考えるより、エアコンを使うほどではない場面の補助家電として考えると、失敗しにくいでしょう。
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おトクなクーポンが使える!冷風機の電気代はいくら?時間・期間別の目安

冷風機の電気代を知るうえで重要なのは、まず「1時間あたりいくらか」を把握することです。そこから、就寝中だけ使う場合や、在宅中に長時間使う場合の目安も見えてきます。
冷風機の1時間あたりの電気代の計算方法
家電のおよその電気代は以下の計算式で求めることができます。
1時間あたりの電気代=
消費電力(W)÷1000×電気料金単価※(円/kWh)
※※「31円/kWh」で計算
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価
冷風機の消費電力は一般的に30~100W程度です。この計算式に当てはめると、例えば30Wの冷風機の1時間当たりの電気代は
30÷1000×31=0.93円
です。
ご自宅の製品の正確な数値は、本体に貼られた定格銘板のシールや取扱説明書のスペック表、メーカーのWebサイトなどで確認してください。
冷風機の8時間・24時間・1ヵ月あたりの電気代
| 時間/消費電力 | 30W | 45W | 60W |
|---|---|---|---|
| 8時間 | 約8円 | 約11円 | 約15円 |
| 24時間 | 約22円 | 約33円 | 約45円 |
| 1ヵ月(24時間稼働) | 約670円 | 約1,004円 | 約1,339円 |
冷風機の電気代は、エアコンと比べると比較的低コストです。消費電力が小さいため、長時間使用しても家計への負担は小さいといえるでしょう。エアコンの使用を控えて冷風機をうまく活用すれば、涼しさと節約の両立を目指しやすくなります。電気代がかかる夏に有効な手段の一つです。
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充実の電気料金プラン冷風機のメリットとデメリット

冷風機は、電気代の安さだけでなく、使いやすさにも魅力があります。一方で、エアコンとは性質が異なるため、向いている場面と向いていない場面があります。購入前に両方を把握しておくと、後悔しにくくなるでしょう。
冷風機のメリット
- 電気代を安く抑えることができる
- 設置に工事が不要
- 冷えすぎにくい
- 移動しやすい
冷風機は消費電力が小さいため、家計の負担を減らしつつ効率的に涼める点が最大の魅力です。コンセントさえあればどこでも使えるので、エアコンのような大掛かりな設置工事も必要ありません。気化熱による比較的穏やかな涼しさが感じられるため、冷房が苦手な方でも導入しやすく、キャスター付きなら家中どこへでも楽に移動できます。
冷風機のデメリット
- 冷風機は湿度が上がりやすく蒸し暑く感じることがある
- 広い空間の冷却には不向き
- 水の補給やフィルターの清掃など定期的なお手入れが必要
気化式の冷風機は水を蒸発させて涼しさを得るため、使い方によっては室内の湿度が上がりやすい点に注意が必要です。とくに、閉め切った部屋で長時間使うと、思ったほど快適に感じられない場合があります。また、部屋全体の温度を下げる力は弱いため、真夏の広いリビングなどでは物足りなさを感じやすいでしょう。
さらに、水タンクの補給やフィルター掃除を怠ると、冷却効率が落ちたり、衛生面が気になったりすることもあります。電気代が安い家電ではありますが、使い方や設置場所が合ってこそメリットが生きると考えるのが大切です。
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おトクなクーポンが使える!冷風機の電気代を抑えて涼しく過ごす使い方のコツ
冷風機は、ただ使うだけでもエアコンより電気代を抑えやすい家電ですが、置き場所や使い方を工夫すると、より快適に使いやすくなります。ここでは、無理なく取り入れやすいコツを紹介します。
風通しの良い場所に設置する
冷風機は、風通しの良い場所に設置すると冷気が効率よく行き渡ります。とくに、部屋の中央や出入口付近は風が循環しやすく、効果を実感しやすいでしょう。
また、窓やドアを少し開けて空気の流れを作ることで、気化式特有の湿度上昇を抑える効果も期待できます。置き場所に注意を払うことで、電気代を節約しつつ快適な空間を作り出せます。
凍らせた保冷剤や氷を活用する
冷風機の水タンク内に凍らせた保冷剤や氷を入れることで、冷却効率を高められる場合があります。冷風機は水の温度が低いほど吹き出す風も冷たくなるため、冷却効果が一時的に高まり、涼しさを実感できます。無駄な電力の使用を抑えつつ、暑い日でも効率的に体感温度を下げられる優れた方法です。
ただし、使い方は製品ごとに異なるため、取扱説明書やメーカーの案内を確認したうえで行うことが大切です。
フィルターをこまめに掃除する
冷風機を効率よく使うには、フィルターや水タンクをこまめにお手入れすることが欠かせません。フィルターにホコリが溜まると、風量が落ちて冷却効率が下がりやすくなります。冷却効率が下がると、本来なら十分だった運転でも物足りなく感じ、結果的に使用時間が長くなってしまうことがあります。
とくに使用頻度の高い夏場は、定期的に掃除することで、涼しさと衛生面の両方を保ちやすくなります。
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充実の電気料金プラン冷風機での節約以上に効果的?夏の電気代を根本から安くする方法

- エアコンと冷風機、あるいは扇風機を併用する
- 家全体の空気の流れを整え、冷房の稼働時間を減らす
- 最新の省エネ基準に適合した製品へ買い替える
- 自治体の補助金やポイント還元キャンペーンを活用する
- 現在の電気料金プランや電力会社そのものを見直す
ここまで見てきたように、冷風機は使い方次第で夏の電気代を抑えるのに役立ちます。ただし、冷風機の活用だけでは節約額に限界があるのも事実です。夏の電気代を根本から見直したいなら、家電の使い方に加えて、電気料金単価そのものに目を向けることも重要です。
この中でも、負担感が少ないわりに効果が大きいのが、電力会社や料金プランの見直しです。家電の使い方を工夫して使用量を減らしても、1kWhあたりの単価が高いままだと、請求額は思ったほど下がらないことがあります。逆に、単価が自分の生活スタイルに合ったプランへ見直せれば、無理な節電をしなくても、家全体の固定費を抑えやすくなります。
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おトクなクーポンが使える!冷風機の電気代に関するQ&A
冷風機の導入を検討するにあたって、電気代やランニングコストが気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、よくある疑問をQ&A形式で紹介します。
Q. 冷風機の電気代はエアコンより安い?
A.一般的には、冷風機のほうがエアコンより電気代を抑えやすいです。気化式冷風機の消費電力は、一般的に30~60W程度の製品が多く、1時間あたりの電気代は約0.9~1.9円が目安です。一方、エアコンは冷却能力が高いぶん消費電力も大きくなりやすいため、1時間あたりの電気代は冷風機より高くなる傾向があります。
ただし、冷風機は部屋全体を冷やす家電ではないため、単純に「安いから代わりになる」とは言えません。局所的な涼しさを得たい場面で使うのが向いています。
Q.冷風機はメーカーによって電気代が変わる?
A.メーカーや製品のスペックによって消費電力が異なるため、電気代も変わります。一般的に30~100W程度ですが、多機能なモデルや大型のものは消費電力が高い傾向にあるので、購入前に定格消費電力を確認してください。
Q.冷風機をつけっぱなしにすると電気代はいくらくらい?
A.消費電力30Wの機種なら、24時間つけっぱなしでも約22円、1ヵ月では約670円が目安です。
電気料金単価31円/kWhで計算すると、30Wの冷風機は1時間あたり約0.93円です。45Wなら24時間で約33.5円、60Wなら約44.6円となります。長時間使ってもエアコンより電気代を抑えやすい一方、気化式冷風機は湿度が上がりやすいため、つけっぱなしにする場合は換気や水タンクの管理、フィルター掃除にも注意しましょう。
ライフスタイルに合わせて選べる
充実の電気料金プラン家電の使い分けと電力会社の見直しで夏を賢く涼しくすごそう
冷風機はエアコンと比較して電気代を抑えられる優れた家電ですが、仕組みや特性を理解して正しく使い分けることが大切です。局所的な冷却には冷風機を活用し、部屋全体の温度管理はエアコンに任せるなど、効率的な運用を心がけましょう。家電の使い方を工夫するだけで、快適さを損なわずに節電効果を高めることができます。
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